半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

消費者調査データ No.264
チョコレート(2018年2月版)
チョコレート効果、カレ・ド・ショコラ、本物志向や健康志向の商品が人気



本コンテンツのグラフ、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。
ご利用には有料の会員登録が必要です。
ご登録済みの方は、こちらから全文をご利用ください。
会員のご登録はこちらをご覧ください。

 2016年のチョコレート市場は、前年比4.4%増の5,260億円で、ここ3年で約400億円の拡大となっています(全日本菓子協会)。

 今回は、当社が任意に選んだチョコレート29ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買って食べたことがある(購入経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事(を見たことがある)」「店頭など(で見たことがある)」での接触状況(3ヶ月内店頭接触)、「3ヶ月以内に買って食べた(3ヶ月以内購入)」、さらに「今後(も)買いたいと思う(今後購入意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 今回の調査でも、前回(2017年1月版)同様、上位には「明治ミルクチョコレート(明治)」、「ガーナ(ロッテ)」、「ダース(森永製菓)」「メルティーキッス(明治)」「チョコレート効果(明治)」などのロングセラーブランドがランクインした。

 昨年発売20年を迎えた「チョコレート効果」は、購入経験で7位にとどまったものの、3ヶ月内購入で首位、広告接触と今後の購入意向で首位と4.2ポイント差の3位となるなど、7項目中5項目で3位内に入るなど高い人気をみせている。

 その「チョコレート効果」を、再購入意向で1.1ポイントの僅差とはいえ上回ったのが「カレ・ド・ショコラ(森永製菓)」である。満足度の指標である再購入意向の上位には、本格志向の「カレ・ド・ショコラ(森永製菓)」や「ザ・チョコレート(明治)」、健康志向の「チョコレート効果」や「シールド乳酸菌チョコレート(森永製菓)」など特徴のある商品が入った。独自の特徴がユーザーに支持された結果といえる。

 少子高齢化で伸び悩む菓子市場のなかで、チョコレートは健康志向などを訴求し、固定ファンを獲得することで拡大を続けてきた。高付加価値化のすすむチョコレート市場の行方が注目される。

本コンテンツのグラフ、詳細データは有料会員サービスでのご提供となります。
【グラフ・詳細データのご利用はこちら】(有料会員向け)

※会員のご登録はこちらをご覧ください。






【提示29ブランド】
  • チョコレート効果(明治)
  • 明治ザ・チョコレート(明治)
  • 明治ミルクチョコレート(明治)
  • 明治ブラックチョコレート(明治)
  • メルティーキッス(明治)
  • ガルボ(明治)
  • フラン(明治)
  • スイーツデイズ乳酸菌ショコラ(ロッテ)
  • ガーナ(ロッテ)
  • シャルロッテ(ロッテ)
  • 紗々(ロッテ)
  • ZERO(ロッテ)
  • GABA(江崎グリコ)
  • バンホーテンチョコレート(江崎グリコ)
  • 神戸ショコラ(江崎グリコ)
  • リベラ(江崎グリコ)
  • ダース(森永製菓)
  • 森永チョコレート(森永製菓)
  • カレ・ド・ショコラ(森永製菓)
  • ベイク(森永製菓)
  • シールド乳酸菌チョコレート(森永製菓)
  • ドクターズチョコレート(マザーレンカ)
  • ボノボン(ヤマキン)
  • ロシェ(フェレロ)
  • エクセレンス(リンツ)
  • キスチョコ(ハーシー)
  • アフターエイト(ネスレ)
  • トップバリュのチョコレート
  • スイスセレクション(西友)


【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年1月17日~19日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,004サンプル
サンプル構成(%)



参照コンテンツ


おすすめ新着記事



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツ プレミアム会員サービス 戦略ケースの教科書Online


新着記事

2024.10.10

24年8月は「完全失業率」は改善、「有効求人倍率」は悪化

2024.10.09

24年8月の「消費支出」は4ヶ月連続のマイナスに

2024.10.09

24年8月の「家計収入」は4ヶ月連続のプラス

2024.10.08

企業活動分析 味の素の24年3月期は販売単価の上昇や為替の影響で過去最高益を更新

2024.10.07

MNEXT 価値の根拠は何か―欲望を充当するもの(要約版)

2024.10.07

企業活動分析 株式会社ニトリHD24年3月期は決算期変更の影響もあり減収減益

2024.10.04

消費者調査データ 紅茶飲料(2024年10月版) 首位「午後の紅茶」、「紅茶花伝」に水をあける

2024.10.03

24年9月の「乗用車販売台数」は2ヶ月ぶりのプラス

2024.10.02

24年8月の「新設住宅着工戸数」は4ヶ月連続のマイナス

2024.10.01

MNEXT 日本人消滅論の錯覚―世相批判の論理(2024年)

2024.09.30

企業活動分析 しまむらの24年2月期は全事業で既存店1店舗当たりの売上高が上昇し増収増益へ

2024.09.30

企業活動分析 ファーストリテイリング23年8月期は売上・営業利益ともに3期連続で過去最高を達成

2024.09.30

消費からみた景気指標 24年7月は7項目が改善

2024.09.30

24年8月の「ファーストフード売上高」は42ヶ月連続のプラスに

2024.09.30

24年8月の「ファミリーレストラン売上高」は30ヶ月連続プラス

2024.09.27

24年8月の「コンビニエンスストア売上高」は9ヶ月連続のプラスに

2024.09.27

24年8月の「全国百貨店売上高」は30ヶ月連続のプラス、高額品やインバウンドがけん引

2024.09.27

24年8月の「チェーンストア売上高」は既存店で再びプラスに

2024.09.26

24年7月の「旅行業者取扱高」は19年比で72%に

2024.09.26

24年7月の「広告売上高」は、3ヶ月連続のプラス

2024.09.25

24年7月の「商業動態統計調査」は4ヶ月連続のプラス

2024.09.24

MNEXT 価値で捉え、群れ集団を狙えー2025年のマーケティング

2024.09.24

24年8月の「景気の先行き判断」は5ヶ月ぶりに50ポイント超え

2024.09.24

24年8月の「景気の現状判断」は6ヶ月連続で50ポイント割れに

2024.09.20

消費者調査データ ミネラルウォーター(2024年9月版) 全項目首位「サントリー 天然水」、リピート意向の高いPB

週間アクセスランキング

1位 2024.10.01

MNEXT 日本人消滅論の錯覚―世相批判の論理(2024年)

2位 2017.09.19

MNEXT 眼のつけどころ なぜ日本の若者はインスタに走り、世界の若者はタトゥーを入れるのか?

3位 2024.03.13

戦略ケース なぜマクドナルドは値上げしても過去最高売上を更新できたのか

4位 2009.05.08

中国市場の現在 世界一は中国一になれるか?-ウォルマートの上海進出

5位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

パブリシティ

2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

2023.08.07

日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area