半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2019年12月06日


消費者調査データ 番外編 J-marketing的2019年のヒット商品
2019年、印象に残ったもの──改元、ラグビー、タピオカ



本コンテンツのグラフは無料会員サービスでのご提供となっております。
ご利用には無料の会員登録が必要です。
ご登録済みの方は、こちらから全文をご利用ください。
会員のご登録はこちらをご覧ください。



 2019年はどんな1年だったのか。「トピックス」「人物」「歌」「商品」「流行語」の切り口から、J-marketing的に整理する。なお、回答はすべて「自由記述(各問1回答ずつ)」である。

印象に残った出来事

 1位は「令和への改元/天皇陛下即位」である。元号は時代の区切りとしての側面も大きい上に、10月22日に即位礼正殿の儀、11月10日に即位パレード、祝賀御列の儀と話題となる行事が続いたことなどから、有効回答者の3割を超える人が「もっとも印象に残った」と答えた。

 2位は「ラグビーワールドカップ」である。9月20日から11月2日にかけて開催されたワールドカップでは、日本代表が史上初のベスト8に進出、ラグビーブームを巻き起こした。「ラグビーワールドカップ」を1位に挙げた人は20.0%で、そのインパクトの強さがうかがえる。

印象に残った人物

 1位は、「天皇陛下/皇后陛下(両陛下及び天皇陛下、皇后陛下の単独回答の合計)」である。5月のご即位以降、伝統の装束や礼装での報道も多く、新しい時代の象徴としてふさわしい結果といえる。

 2位は人気グループ「嵐」である。メンバーの結婚などで話題となってのランクインだ。3位は「ラグビー日本代表」だ。個人名では「リーチマイケル」選手や「笑わない男」こと「稲垣啓太」選手の名前が挙がっている。

 その他の10位までの内訳をみると、政治家は4位の「安倍晋三」のみ、スポーツ選手は7位の「渋野日向子」で、お笑いも6位の「りんごちゃん」のみだ。改元とラグビーワールドカップが、大きな存在感を放っている。


印象に残った歌

 1位は有効回答の4割近くを得た米津玄師の「パプリカ」、2位、3位にも「馬と鹿」「Lemon」が入り、1位から3位までが米津玄師の楽曲となった。Youtubeでの視聴回数やダウンロード販売数などで次々と記録を更新し続けるトップアーティストが、このランキングでも上位を独占した。

 4位にはラグビーワールドカップ日本代表応援ソング「兵、走る」(B'z)が、5位には嵐の奉祝曲「Ray of Water」が入り、ここでも改元とラグビーワールドカップへの注目度の高さが目立った。


ヒット商品

 ヒット商品については、「タピオカ」が有効回答数の6割強という圧倒的な存在感を示して首位を獲得した。2019年の流行語大賞やヒット商品番付にもノミネートされ、空前の大ブームとなったタピオカ。人気に落ち着きは見られるものの、依然としてSNSなどで大量の投稿がみられる。

 ラグビーワールドカップと改元関連の商品はそれぞれ4位と9位に入っているが、ことヒット商品に関しては「タピオカ」の独り勝ち状態だ。


流行語

 流行語でも改元、ワールドカップ、タピオカ関連が上位を独占した。1位は、「新語・流行語大賞」も受賞したラグビー日本代表の結束を表した言葉、「ONE TEAM(ワンチーム)」で17.1%。「にわかラグビーファン」「ジャッカル」などのラグビー関連の流行語も11.0%で4位に入っている。2位が「令和」、3位が「タピオカ」「タピ活」などのタピオカドリンク関連だ。2019年の「新語・流行語大賞」にもノミネートされた「キャッシュレス」「上級国民」「闇営業」などがそれに続いている。



 2019年は「平成」が終わり新たな時代「令和」の始まりの年として皇室にかつてないほどの注目が集まり、ラグビーワールドカップも地元開催に加えて日本代表の活躍などがあいまってブームを巻き起こした。2020年は一大イベント「東京オリンピック・パラリンピック」が予定されている。すでに歓迎イベントや代表選考、予選、関連商品などのニュースが取り上げられ、ブームが予想される。

本コンテンツのグラフは無料会員サービスでのご提供となります。
【グラフのご利用はこちら】(無料会員向け)

※会員のご登録はこちらをご覧ください。




【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年11月15日~20日
調査対象者:当社インターネットモニター 15歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,023サンプル
サンプル構成(%)






参照コンテンツ


おすすめ新着記事



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツプレミアム会員サービス戦略ケースの教科書Online


お知らせ

2024.03.25

当社合田執筆の「猛スピードのクルマはいらない」 これからの高齢化社会に必要な“まちづくり”とは何か? そのヒントは欧米になかった!」がメルクマールに掲載されました。

新着記事

2024.07.19

企業活動分析 ライオン株式会社(2023年12月期) 増収も土地譲渡益の反動等で減益に

2024.07.19

企業活動分析 ユニリーバ(Unilever)(2023年12月期) 減収減益、事業部門の業績格差受け、新成長戦略を修正へ

2024.07.19

24年6月の「景気の先行き判断」は3ヶ月連続で50ポイント割れに

2024.07.18

24年6月の「景気の現状判断」は4ヶ月連続で50ポイント割れに

2024.07.17

MNEXT 円安は歓迎すべきかー過熱する円安論争

2024.07.16

企業活動分析 山崎製パン株式会社 23年12月期は大幅な増収増益で過去最高益に

2024.07.12

消費者調査データ スポーツドリンク・熱中症対策飲料(2024年7月版) 首位「ポカリスエット」、追い上げる「アクエリアス」

2024.07.11

24年5月の「消費支出」はふたたびマイナスに

2024.07.10

24年5月の「家計収入」は20ヶ月ぶりのプラス

2024.07.09

24年4月の「現金給与総額」は28ヶ月連続プラス、「所定外労働時間」はマイナス続く

2024.07.08

企業活動分析 大塚HD 23年12月期は売上は過去最高を記録、医療事業の減損損失で減益に

2024.07.08

企業活動分析 小林製薬の23年12月期は、R&Dや宣伝広告への積極投資を行い増収減益に

2024.07.05

成長市場を探せ 初の6,000億円超え、猛暑に伸びるアイスクリーム(2024年)

2024.07.04

24年5月は「完全失業率」は横ばい、「有効求人倍率」は悪化

2024.07.03

MNEXT コロナ禍の前中後の内食もどりはあったのか? -食欲望の現在-

2024.07.03

24年6月の「乗用車販売台数」は6ヶ月連続で前年割れに

2024.07.02

24年5月の「新設住宅着工戸数」は再びマイナスに

2024.07.01

企業活動分析 サントリーHD 23年12月期は二桁の増収増益、2年連続売上利益ともに過去最高を達成

週間アクセスランキング

1位 2024.03.13

戦略ケース なぜマクドナルドは値上げしても過去最高売上を更新できたのか

2位 2017.09.19

MNEXT 眼のつけどころ なぜ日本の若者はインスタに走り、世界の若者はタトゥーを入れるのか?

3位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

5位 2024.07.03

MNEXT コロナ禍の前中後の内食もどりはあったのか? -食欲望の現在-

パブリシティ

2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

2023.08.07

日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area