半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2021年12月24日

企画に使えるデータ・事実 成長市場を探せ
住宅用洗剤(2021年版)



 住居の床や家具、ガラス窓などに使う住宅用洗剤は、間に微減をはさみながら微増から横ばいのトレンドで推移してきたが、2020年は前年比107.5%と大きく成長、特に4月は前年同月比145.8%と大きく伸びた(経済産業省生産動態統計)。




 住居用洗剤の拡大には、コロナ禍が関わっている。在宅時間が増えたことから掃除の頻度が増加したこと、そして洗剤に含まれる界面活性剤が、効果的に新型コロナウイルスを除去できると政府が発表したことなどである。

 月別でみると、小中高校に臨時の一斉休校の要請のあった2月は前年同月比111.4%、緊急事態宣言が発令された4月は同145.8%となり、12ヶ月中9ヶ月が前年同月比プラス、うち5ヶ月は2桁の伸びとなった。

 2021年に入っても、大都市圏で緊急事態宣言のあった1月は同131.5%、1~9月の合計も前年同期比106%と好調を維持している。コロナ禍で清潔意識が高まり、拭き掃除はそれ以前の1.6倍に増えたという調査結果(花王)もある。当面は高水準での推移が見込まれる。


参照コンテンツ


シリーズ 成長市場を探せ


おすすめ新着記事

星野リゾート進出が変えた「豊島区大塚」 ―官民連携で地域活性化の好事例
星野リゾート進出が変えた「豊島区大塚」 ―官民連携で地域活性化の好事例

都心再開発の多くが完工する2030年頃にかけて、人の流れが大きく変化します。「豊島区大塚」もそのひとつで、官民一体の街づくりによって新たな観光スポットに生まれ変わりました。そもそも大塚といえば、良く言えば下町レトロ、、悪く言えばちょっといかがわしい街のイメージ。それが、2018年の星野リゾート進出によって一変しました。エリアマーケティングでは、大塚のような官民一体型の地域活性策も重要になってくるでしょう。

コロナ下でも強い「ビオレUV」、再購入意向は「スキンアクア」
コロナ下でも強い「ビオレUV」、再購入意向は「スキンアクア」

2年連続で大幅縮小したサンケア市場。今年は、コロナ禍での規制緩和により外出機運も高まっており、再成長が期待されている。今回の調査も、過去同様「ビオレUV」が6項目で首位を獲得、盤石の強さをみせた。唯一首位を譲ったのが再購入意向で、「スキンアクア」が87%と圧倒的支持を獲得。各社も花粉ブロックやホワイトニングなど付加価値製品を投入しており、夏を目前にあつい戦いが予想される。

値上げの時代の生き残りマーケティング
値上げの時代の生き残りマーケティング

2022年は経済の大きな転換期になりそうです。ようやく新型コロナのエンデミック化かと思えば、ウクライナ侵攻、値上げと、経済へのマイナスインパクトが続いています。これらは表面的な現象であり、根底は新たな経済、新しいグローバルな経済秩序への転換です。日本経済に大きな影響を与えるのは、利上げ、サプライチェーン寸断、コロナ、ウクライナ侵攻の四つです。これらの要因が供給と物価に影響を与え、需要をシュリンクさせ、消費市場を減少させることになります。この状況に、マーケティングとしてどう対応したらよいか、ということをお伝えします。



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツ プレミアム会員サービス 戦略ケースの教科書Online


採用情報
J-marketingのトリセツ
会員登録のご案内
消費社会白書2022
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
データでわかる辛口性格診断
facebook
page top

当サイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。一部の例外を除き、著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2022 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.