半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

戦略思考を鍛える
第3章 戦略的機動の用い方

本コンテンツの全文は、会員サービスでのご提供となっております。
ご利用には無料または有料の会員登録が必要です。
ご登録済みの方は、こちらから全文をご利用ください。
会員のご登録はこちらをご覧ください。

スピードは競争力にはならない

 企業間競争において勝つ原則がある。状況を見極め、原則を利用して、戦略を立案するのが、戦略思考の第一歩である。幾つかの原則のなかでもっとも重要な原則のひとつが戦略的機動である。機動とは一般的には「状況に応じたすばやい行動」(広辞苑)と定義できる。しかし、この機動=スピードの理解では不十分だ。軍事戦略の専門家であるレオンハード教授の定義は「敵の主力を避け、敵の弱点や心臓部を壊滅、または無力化させることを狙う軍事理論」であり「相手に対して常に優位を確保するために相手には知られないように行うスピードある行動」である。戦略的機動の本質は、「競争相手に対して相対的優位置を占めること」であり、スピードはそのための手段である。目的-手段関係があいまいなまま、「機動」=「スピード」と言う意味で用いられていることが多い。スピードだけでは競争力にはならない、かつての松下電器の二番手戦略は他社のスピードを逆手にとる強者の戦略であった。ブロードバンド化が進む中、ファシリティさえあれば真似のできるスピードは競争力にはならない。機動は、現代の戦略において最も重要である。しかし、成功させるのは非常に難しい。


次は「機動とはなにか」
【続きを読む】(有料・無料会員向け)

※会員のご登録はこちらをご覧ください。

参照コンテンツ


シリーズ 戦略思考を鍛える

おすすめ新着記事

EVが変える市場と競争-「拡・自動車市場」への脱成熟と自動車メーカーの脱皮
EVが変える市場と競争-「拡・自動車市場」への脱成熟と自動車メーカーの脱皮

脱炭素の鍵を握る次世代車として、EV(電気自動車)が有望視されている。毎日のように関連する報道が流れ、日本の自動車産業を危ぶむ論調が多い。一方で、EVが市場をどう変えるのかといった、消費者側の視点は一切ない。本稿では、消費者視点に立って、EVが市場をどのように変えるのか、そして顧客にどのような価値をもたらすのかについて、明らかにする。

都心主要ラグジュアリーホテルのリバイバル戦略と行動直結プロモーション
都心主要ラグジュアリーホテルのリバイバル戦略と行動直結プロモーション

シティホテルの9月の客室稼働率は34.5%(前年同月差-44.8%)と、コロナ前と比べると危機的だ。固定費を圧縮し、助成金などの借り入れで延命するしかない。日本のような支援のないニューヨークでは、ホテルの20%が閉業し、2025年までの回復は難しいと言われている。まさに、業界は「産業衰退死」の段階を迎えている。

錦糸町 千葉県民が支える大人の桃源郷は、いま大注目の消費王国
錦糸町 千葉県民が支える大人の桃源郷は、いま大注目の消費王国

錦糸町といえば、都内屈指の歓楽街。場外馬券場や風俗店などディープなイメージのこの街が、いま若者の人気を集めている。理由のひとつが、JR総武線によるアクセスの良さ。千葉県民の東京デビューの"関所"としても知られ、コロナ禍もあいまって千葉の若者で溢れかえっているのだ。再開発も進み、人口増加中の錦糸町は、エリアマーケティングを行う上でも重要なエリアとなっている。



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツ プレミアム会員サービス 戦略ケースの教科書Online


採用情報
J-marketingのトリセツ
会員登録のご案内
消費社会白書2021
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
facebook
page top

当サイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。一部の例外を除き、著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2021 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.