半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2024年04月04日

戦略200+・企業活動分析
NTT(日本電信電話株式会社)
23年3月期はITサービス拡大で増収増益、過去最高更新

NTTの現在の戦略は...
次世代規格の技術・投資競争での先行優位戦略
現在の戦略を1シートにまとめた「戦略分析シート」公開中!

sample

「戦略200+ 企業活動分析」をベースに、業界魅力度や競争地位、戦略経営など、企業が置かれている局面をひと目で一覧できます。
手軽に局面を把握したいときは「戦略分析シート」、より深掘りしたいときは従来の「企業活動分析」と、目的にあわせてご利用ください。※「戦略分析シート」は戦略局面にあわせて随時更新します。

こちらから「戦略分析シート」のダウンロードをご利用ください。

2023年3月期決算の総括

NTTの2023年3月期の連結決算は営業収益13兆1,362億円(前年比8.1%増)、営業利益1兆8,290億円(同3.4%増)で増収増益となり、いずれも過去最高を更新した。セグメント別では、総合ICT事業は、新生ドコモグループとしての新体制がスタートしたことを踏まえ、法人事業の拡大、ネットワークの競争力強化、サービス創出・開発力強化とDX推進の大きく3つのシナジーを創出するための取組みを進めたほか、5Gサービス等の販売を推進した結果、営業収益6兆590億円(同3.2%増)とほぼ横ばい。地域通信事業も、地域の社会課題解決に向けた企業・自治体・社会のDXを支援するソリューションビジネスのほか、「光コラボレーションモデル」の提供を推進し、営業収益3兆1,776億円(同0.9%減)と横ばい。グローバル・ソリューション事業では、市場の変化に対応したデジタル化の提案、システムインテグレーションなどの多様なITサービスの拡大と、データセンタービジネスやマネージドサービスなど成長分野での提供力の強化により、営業収益4兆917億円(同13.2%増)となった。2023年度からは、27年度までの5年間の新中期経営戦略「New value creation & Sustainability 2027 powered by IOWN」に基づき、1)「新たな価値の創造とグローバルサステナブル社会を支えるNTTへ」を目指し、IOWNによる新たな価値創造、データ・ドリブンによる新たな価値創造、循環型社会の実現、事業基盤の更なる強靭化などへの取組み、2)お客様体験(CX)の高度化、3)従業員体験(EX)の高度化の3つを主な取組みの柱とする。また財務目標として、今後5年間で成長分野に約8兆円の新規投資を行うとともに、キャッシュ創出力を強化し、2027年度にEBITDA 4兆円(2022年度比20%増)をめざす。2024年3月期は、営業収益13兆600億円、営業利益1兆9,500億円を見込む。


企業活動分析/戦略分析シートのご利用には有料の会員登録が必要です。
本コンテンツでは、企業の戦略や活動を当社独自のフレームに沿って時系列で整理しています。
各企業の決算情報やニュースリリースをチェックする手間をかけることなく、戦略や事業環境を素早く把握できます。競合比較や業界分析などに幅広くご活用ください。

現在、企業活動分析/戦略分析シートのサンプルを無料公開しています。無料会員への登録でダウンロードできますので、ぜひお試しください。

ひと目で現在の戦略がわかる!
戦略分析シートのダウンロード


強み・弱み、時系列表でもっと深掘りしたい!
企業活動分析レポートのダウンロード


バックナンバー
戦略200+・企業活動分析 レポートイメージ
戦略200+・企業活動分析 レポートイメージ


企業活動分析に関する基調論文


参照コンテンツ


競合他社の業績と比較分析する


おすすめ新着記事



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツ プレミアム会員サービス 戦略ケースの教科書Online


新着記事

2025.02.06

25年1月の「乗用車販売台数」は3ヶ月ぶりのプラス

2025.02.05

提言論文 新しい群れ集団が生む市場ダイナミズム

2025.02.04

24年12月の「新設住宅着工戸数」は8ヶ月連続のマイナス

  

2025.02.03

企業活動分析 本田技研工業 24年3月期は、販売台数増加により増収増益、営業利益は過去最高に

2025.02.03

企業活動分析 日産自動車株式会社 24年3月期は、販売台数増加に加えコスト管理により増収増益

  

2025.01.31

消費からみた景気指標 24年11月は7項目が改善

2025.01.30

24年12月の「ファーストフード売上高」は46ヶ月連続のプラスに

2025.01.30

24年12月の「ファミリーレストラン売上高」は34ヶ月連続プラス

2025.01.29

24年12月の「全国百貨店売上高」は2ヶ月連続のプラスに

2025.01.29

24年12月の「チェーンストア売上高」は既存店で2ヶ月連続のプラスに

2025.01.29

24年12月の「コンビニエンスストア売上高」は13ヶ月ぶりのマイナスに

2025.01.29

24年11月の「商業動態統計調査」は8ヶ月連続のプラス

2025.01.28

24年12月の「景気の先行き判断」は4ヶ月連続の50ポイント割れに

2025.01.28

24年12月の「景気の現状判断」は10ヶ月連続で50ポイント割れに

2025.01.27

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター No.168 管理職は筋トレ率2倍! 20〜30代の美容・健康意識がプロテイン市場をけん引

2025.01.27

企業活動分析 サンドラッグの24年3月期はインバウンド・化粧品需要回復で2期連続の増収増益

2025.01.24

成長市場を探せ コロナも値上げも乗り越えて成長するドラッグストア(2025年)

2025.01.23

24年11月の「広告売上高」は、7ヶ月連続のプラス

2025.01.23

24年11月の「旅行業者取扱高」は19年比で80%に

2025.01.22

24年11月の「家計収入」は2ヶ月連続のプラスに

週間アクセスランキング

1位 2025.01.27

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター No.168 管理職は筋トレ率2倍! 20〜30代の美容・健康意識がプロテイン市場をけん引

2位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

3位 2025.01.27

企業活動分析 サンドラッグの24年3月期はインバウンド・化粧品需要回復で2期連続の増収増益

4位 2025.01.24

成長市場を探せ コロナも値上げも乗り越えて成長するドラッグストア(2025年)

5位 2013.03.22

MNEXT ビックカメラによるコジマの買収はメーカーを巻き込んだ衰退業界再編の始まり

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area