日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net



マーケティング用語集
ロジスティクス




1.ロジスティクスとは

 ロジスティクスはもともとは軍事用語であり、「兵站(戦っている最前線の部隊へ物資を供給したり、必要な連絡線を確保する後方支援の役割を指す)」と訳されますが、その意味するところは、「原材料の調達から製品が顧客の手に渡るまでの過程を"ものの流れ"という視点から総合的にマネジメントすること」です。
 いいかえれば、顧客のニーズを原点に据えて、必要な物を、必要なときに、必要なところへ、必要なだけ、必要な状態で、しかもできるだけ少ない費用で供給しようとする考え方、あるいは取り組み方のことにほかなりません。


2.ロジスティクスという考え方が必要とされる背景

 物流は、企業が生産に必要な原材料などを調達するときにも発生し、工場や企業の中で生産活動が行われるときにも発生します。また、製造された商品が販売されるときにも発生します。それらの物流は、従来は、バラバラに管理され運営され、調達に係わる物流は調達部門によって、工場内の物流は生産部門によって、販売物流は営業部門あるいは物流部門によって管理され運営されるのが普通の姿でした。しかし、物の流れが量的に膨大になり、内容の面でも多種多様になるにつれて、むだのない迅速な物流を遂行することは、急速に難しい課題となってきました。個々の部門がむだのない迅速な物流を心掛けることは当然であるとしても、さらに、個々の部門を超えて全体を見渡して調整をするという視点が必要とされるようになり、ここにロジスティクスという考え方が登場したわけです。  構造的な不況の中で、収益確保の鍵を握るといわれ、注目を浴びている領域です。また、近年では、「物流を制するものがインターネット時代を制する」といった論調も強くあり、ますます重要性は高まっています。


3.ロジスティクスの目指すところ

 ロジスティクスは物の流れを管理するための考え方ですが、実は、その実践は企業経営の全体にとって重要な意味を持ちます。なぜならば、ロジスティクスという意識の下に行われる物流は、企業内の個別の部門を超えた視点に立って行われなければならないものであり、製造も、技術も、営業も情報管理も、あらゆる部門がそれに参画することが要請されます。そのためには、各部門の間で必要な情報が共有され、企業全体の効率化のために、部門別の効率化の追求が調整され統合されなければなりません。めざすところは全体最適なのです。



参照コンテンツ


おすすめ新着記事

消費者調査データ<br>コーヒー飲料<br>クラフトボス、ジャパンクラフトマン。ペットボトルコーヒー躍進
消費者調査データ
コーヒー飲料
クラフトボス、ジャパンクラフトマン。ペットボトルコーヒー躍進

2017年のコーヒー飲料市場は前年比2.8%増で、特にペットボトルコーヒーの成長が著しい。今回のランキングでも「BOSS」が6項目で首位を獲得、それを「ジョージア」が追う展開となった。17年4月に発売された「クラフトボス」は前回から大きく評価を上げ、再購入意向では首位に躍り出た。後発のペットボトルコーヒーも健闘しており、新たな飲用シーンを開拓したコーヒー市場から目が離せない。

消費者調査データ<br>無糖茶<br>緑茶飲料が上位独占も、むぎ茶ブームは定着するか
消費者調査データ
無糖茶
緑茶飲料が上位独占も、むぎ茶ブームは定着するか

2017年の茶系飲料市場は、無糖茶が市場の伸びを牽引している。今回の調査でも伊藤園の「お~いお茶 緑茶」が複数項目で首位を獲得、僅差でサントリー「伊右衛門」が続く結果となった。しかし、再購入意向ではコンビニPB3商品が上位に入るなど躍進。18年夏の記録的な猛暑が影響し、熱中症対策として安価なPBが選ばれた結果だと考えられる。

消費者調査データ<br>レトルトカレー<br>強い定番、ロイヤル層を掴む複数パック
消費者調査データ
レトルトカレー
強い定番、ロイヤル層を掴む複数パック

カレールウの市場規模を抜いたとされるレトルトカレー。今回の調査では、7項目中5項目で「ククレカレー」が首位を獲得した。だが2位との差は小さく、「銀座カリー」「ボンカレー」などロングセラーブランドが激しい闘いを繰り広げている。一方再購入意向では「インドカリー(新宿中村屋)」などのプレミアムブランドが上位にランクインするなど様相は異なる。単身世帯の増加や少子高齢化でますますの需要増が見込まれるレトルトカレー市場。今後の行方に注目したい。






マーケティング用語集

【ポップアップ広告】モニター登録
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
マーケティング入門講座
会員登録のご案内
消費社会白書2018
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
page top

JMR生活総合研究所マーケティングサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2018 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.