日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

マーケティング用語集
限定得意先販促
「限定」の狙い

 一定基準で得意先を限定し、その得意先だけに対して重点的に商品やサービスを供給することがあります。目的は、概ね次の3点です。

  1. 将来性のある得意先との取引関係を強化し、将来の貴重な販路を維持すること
  2. 限定することによって価格維持や、政策の協調を図ること
  3. 限定された得意先だけの販売ノウハウを開発すること

 言わば疑似フランチャイズ組織と言えます。この手法は、系列店政策をとってきた化粧品や家電、自動車組織と似ていますが、オープン流通での酒販、衣料、建材チャネルに対して、各メーカーが強化してきている施策です。


限定チャネル向け商品開発

 多くの小売業はこれまで、どこにでもあるナショナルブランドを重視してまいりましたが、これでは自店の個性は発揮できません。次第に巨大になった自店の販売力や情報技術、利用顧客特性を背景にして自店にしかない商品の開発に注力してきています。

 こうした点でメーカーと共同して、その店のオリジナルな商品開発を行うことが「限定チャネル商品開発」です。コンビニエンス向け、百貨店向け、ホームセンター向けなどの特別チャネル向け商品が数多く開発されています。


PBによる限定得意先対応

 限定チャネル商品開発の典型がPB(プライベートブランド)やSB(ストアブランド)と呼ばれるものです。これまでは中小メーカーや業務用主体のメーカーがこれに対応してきましたが、「NB同等品質」を求める消費者、流通からの要請に従ってトップメーカーが対応することが不思議ではなくなりました。NBへの影響や、他小売業者の反応も考慮する必要がありますが、流通販促の一手段として限定した有力流通とのパイプを太くするために、メーカーの商品開発技術が活用されてきています。



関連用語


おすすめ新着記事

盤石「カップヌードル」、「きつね」と「どん兵衛」和風麺は激戦区
盤石「カップヌードル」、「きつね」と「どん兵衛」和風麺は激戦区

2019年度のカップめんの生産量は、ほぼ横ばいの39億7,021万食となった。今回の調査でも前回同様、「カップヌードル」が盤石の強さを見せつけた。2位以下では「赤いきつね/緑のたぬき」と「どん兵衛」が僅差でしのぎを削っている。コロナ禍の巣ごもり消費でカップめんの需要は伸びているが、拡大した市場で今後どのようなヒット商品が生まれるかに注目だ。

運動習慣のある人は内側もケアしてる!?ニーズ高まる保健機能食品
運動習慣のある人は内側もケアしてる!?ニーズ高まる保健機能食品

トクホや機能性表示食品などの保健機能食品が注目を集めている。コロナ禍で健康志向が高まっているためだ。今回は、保健機能食品がどのように利用されているのか、またウォーキングやエクササイズなどの運動との関連について調査を行った。

強いカルビー「ポテトチップス」、リピート意向上位に新顔、PBも
強いカルビー「ポテトチップス」、リピート意向上位に新顔、PBも

2019年のスナック菓子市場は小売金額ベースで前年比2.6%増と、堅調な動きを続けている。今春の緊急事態宣言などで在宅時間が増加した際、スナック菓子の需要は大幅に伸びた。人気の中心は定番商品だったが、需要が拡大するなかでコストパフォーマンスに優れたPBや、健康志向を背景にしたギルティフリーを訴求したブランドのリピート意向の高まりもみられる。



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツ プレミアム会員サービス 戦略ケースの教科書Online


マーケティング用語集

会員登録のご案内
消費社会白書2021
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
facebook
page top

JMR生活総合研究所マーケティングサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2021 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.