日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net



マーケティング用語集
業界・団体の販促




1.○○の日のオンパレード

 どちらかと言えば、単一企業が主体で展開されてきた販売促進・広告コミュニケーションに、業界・団体の販促が増えてきています。典型的には「○○の日」というゴロ合わせの日の設定と、それにまつわる様々なイベントプロモーションです。円高ショックによる不況が襲った80年代後半に、競って「○○の日」が設定されました。この種のイベントは、業界あげてのお祭りの様相もあり、特に中小企業主体の業界や、輸入自由化をにらんだ生鮮品の団体が主体でした。


2.業界・団体販促の狙い

 「○○の日」に限らず、現在でも業界・団体の販促は増えていますが、近年では、その様相が変わってきています。
 狙いとしては、

  1. 今迄世の中になかった商品を個別の企業の販促・広告ではなく、合同で普及運動を盛り上げる
  2. 業界の社会、環境責任としての姿勢を標榜し、運動を展開する -ゴミ問題、自然保護など社会テーマに対して、一企業の対応だけではなく、業界からのメッセージとして運動化する
  3. 輸入自由化をめぐる内外団体の販促

などが注目されます。


3.内部普及・啓蒙の主役として

 このように、業界・団体の活動が活発になってきているのは、業界パラダイムが大きく変化してきていることの証です。今迄、業界・団体といえば政治的なネゴシエーターで業界利益を代表して、内部を統制し政治的な部分への働きかけが中心でした。それが、90年代前半から企業の社会責任、貢献が議論されるにつれて、消費者、社会を意識しはじめました。
 これからの業界・団体の任務は、社会や消費者に何かを啓蒙・普及するのではなく、社会に対して発言を増すことで、逆に、業界内部に、企業の社会責任や、社会参加の意識を普及・啓蒙させる役割を担っていくのでしょう。期待すべきです。



参照コンテンツ


おすすめ新着記事

成長市場を探せ 納豆(2020年版)
成長市場を探せ 納豆(2020年版)

「健康に良い」「免疫力を高める」などのイメージを持つ納豆が売れている。市場規模は2018年までに7年連続のプラスと成長を続けている。最近では納豆菌の研究が進み、免疫機能を高めるとされる菌株を使った商品も好調だ。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内感染が報じられてからは、予防に効果があるというフェイクニュースが流れたことも記憶に新しい。健康意識の高まりを背景に、今後も持続的な成長が期待できそうだ。

成長市場を探せ 家庭用冷凍食品(2020年版)
成長市場を探せ 家庭用冷凍食品(2020年版)

2018年の冷凍食品(家庭用)の国内生産量は前年比3.7%増と、4年連続で伸長。輸入品を含む国民一人当たりの消費量も直近10年間で24%増加した。背景にあるのは、技術革新による高品質化と、ライフスタイルの変化に伴う食の簡便化・省力化ニーズの高まりだ。

成長市場を探せ 電気洗濯機(2020年版)
成長市場を探せ 電気洗濯機(2020年版)

電気洗濯機の生産金額は2008年頃から前年割れが続き、2013年には最大時の半分程度まで縮小。しかし2014年からは5年連続で上向いている。下支えするのが高付加価値化だ。自動で洗濯方法を最適化する「AIお洗濯」や、洗剤や柔軟剤の「自動投入」、スマホ連携など、時短・省手間ニーズを取り込んでいる。今後もこうした高付加価値化が進むことで、市場の拡大が見込まれる。






マーケティング用語集

【ポップアップ広告】モニター登録
会員登録のご案内
消費社会白書2020
研修テキストに使える!コンテンツパッケージ販売のご案内
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
page top

JMR生活総合研究所マーケティングサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2020 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.