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特定売場でカテゴライズされた商品群ごとの配置領域(ゾーン)を区画することをゾーニングといいます。具体的には、商品群をどの位置に、どのくらいのスペースをとり、どのように配置するのかということになります。
最も顧客の目にとまりやすく、手に触れやすい高さにある領域は、ゴールデンゾーンと呼ばれています。明確な規定はなく、一般的には床上60cm~160cmの範囲とされており、男性と女性では、身長の高い男性の方がゴールデンゾーンも高くなります。
顧客が商品を選択するまでの時間は非常に短く、どの位置にある商品にも均等に意識が向かうわけではありません。ゴールデンゾーンにどの商品を配置するかで、店の売上、利益、イメージが異なってきます。
ゾーニングの形式として代表的なものに、バーチカル(垂直)陳列、ホリゾンタル(水平)陳列があります。
バーチカル陳列は、縦方向にカテゴライズされた商品群を並べる陳列方法で、顧客の目の流れを縦に切るため商品が目にとまりやすく、どの商品群もゴールデンゾーンに入るため接触機会が均等化されるという特長があります。
ホリゾンタル陳列は、横方向にカテゴライズされた商品群を並べる陳列方法で、顧客の目線を横に切るため売場全体が見渡されやすく、ゴールデンゾーンに入る商品群が特定されるため売場の印象を強めるという特長があります。
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参照コンテンツ
- 営業現場の科学
- マーケティング用語集 マーチャンダイジング
- マーケティング用語集 インストア・マーチャンダイジング(ISM)の提案
- マーケティング用語集 DDP・プラノグラム
- マーケティング用語集 フェイシング
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