日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net



マーケティング用語集
エリアマーケティング




1.エリアマーケティングとは

 帰属する地域の特性と構造を掌握し、その地域での自社課題を解決するノウハウのことです。
 どんな企業でも地域間の格差が存在します。その格差が何によって生じるかでは、基本的に、

  • その地域での商品の浸透の格差、
  • その地域での競争の格差、
  • その地域でのマーケティングの格差

の三つの要素で説明がつきます。多くの場合、マーケティング格差の内、得意先拠点の配置の格差によっているといいます。通常は、そこで得意先対策がエリアマーケティングであるような錯覚が生じるのですが、最終的には自社商品の浸透を拡大強化することを同時平行で実施しないと、拠点得意先に商品が不良在庫として残ってしまいます。


2.主体はエリア

 エリアマーケティングの主体は、その該当エリアが主体であることには違いがありませんが、それを推進させる力は本社にあります。つまり掛け声だけではエリアは動かないということです。本社が、各エリアの主体性を尊重しつつ、必要な課題解決資源については十分にバックアップする必要があります。エリアはそうしたバックアップを背景に、拠点得意先戦略と、自社商品の浸透強化のためのエリア販促を実施いたします。


3.消費者対策もエリア主体

 通常、営業は拠点得意先への商談と、特売による「消費者販促」に慣れています。自社商品の浸透拡大とは、特売のことになっています。ただし、試用率が低いのであればサンプリングを強化すべきです。愛顧率が低ければ顧客の組織化を図るべきですし、既存顧客へのご愛顧キャンペーンを実施すべきです。
 こうした消費者対策も、そのエリアを熟知している現場が主体的に企画し、実行すべきです。これからのエリアマーケティングは、現場主導型の対消費者販促の強化が課題となります。



参照コンテンツ


おすすめ新着記事

成長市場を探せ 冷菓(2019年版)
成長市場を探せ 冷菓(2019年版)

17年の冷菓市場は過去最高を記録するなど、好調を維持し続けている。牽引しているのは中価格帯のアイスだ。「エッセル スーパーカップ」などのスイーツ系や、「sunao」など糖質オフを付加価値にした商品が伸びているとみられる。値上げや増税など逆風要素もある中、各社の今後の動向から目が離せない。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター<br>健康志向と「映え」で伸びるチーズ需要
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター
健康志向と「映え」で伸びるチーズ需要

チーズ市場が伸びている。農林水産省によると、チーズの消費量は過去10年で40%以上の成長率だ。特に18年にはチーズの健康効果やEPA発効による値下げがメディアで報じられ、注目が高まった。消費者はどのようにチーズを食べているのか、チーズの食頻度増加の要因を探ってみた。

マーケティング用語集 プラットフォーマー
マーケティング用語集 プラットフォーマー

プラットフォーマーとは、市場プラットフォームを提供する企業や組織を指します。市場プラットフォームとは、市場に参加する売り手、買い手や関与者を結びつける役割や機能のことです(J.ティロール)。AGFAと呼ばれるアップル(Apple)、グーグル(Google)、フェイスブック(Facebook)、アマゾン(Amazon)の4社はプラットフォーマーの代表的な存在で、膨大な個人データを蓄積し活用することで、さらに市場支配力を強めています。






マーケティング用語集

【ポップアップ広告】モニター登録
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
会員登録のご案内
消費社会白書2019
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
page top

JMR生活総合研究所マーケティングサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2019 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.