日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net



マーケティング用語集
エリア戦略の推進




1.エリア戦略の考え方

 エリア、商圏は同一ではないのだから、その特性に応じたマーケティング・ミックスを組むべきであるというのがエリア戦略の基本的な考え方です。


2.エリア戦略の狙い

 最大の狙いはエリア間格差への対応です。商圏の変動により、特定エリアへの顧客の集中化が進んでおり、営業の人的効率からいっても、投資効率からいっても成長エリアへ注力することがより大きな成果につながるわけです。
 しかし、現実には多くの企業でエリア別の目標を抜きに、チャネル別の目標を設定し、活動が展開されており、長期的には効率低下を招いています。
 さらに、こうした商圏変動は絶えず起こっていることに留意しなければなりません。固定的な営業フォーメーションではなく、変化にフレキシブルな対応が求められているといえます。
 エリアの格差は、質的な面でも起こっています。各エリアによってターゲットは異なります。買い物客の特性が異なるわけですから、地域によって重点商品、重点ブランドも異なるはずです。平均値から低いから引き下げるという対応ではなく、その地域の特性とのギャップから点検しなればなりません。


3.エリア特性の捉え方

 エリア特性の捉え方の第一の指標は、客観的な外部特性です。具体的には、人口の規模と構造、消費の規模と特性(消費意識)、流通の構造と分布、交通の特徴、気候と風土などです。
 第二には主観的な内部特性です。導入している商品構成であり、シェアとその推移、これまでの展開、流通基盤、支店・支社・営業所の主体的条件が含まれます。
 この両面から、エリア特性を捉えることで、エリアの問題点が見えてくるわけで、エリア戦略を考える上での重要な前提条件となるものです。



参照コンテンツ


おすすめ新着記事

成長市場を探せ 冷菓(2019年版)
成長市場を探せ 冷菓(2019年版)

17年の冷菓市場は過去最高を記録するなど、好調を維持し続けている。牽引しているのは中価格帯のアイスだ。「エッセル スーパーカップ」などのスイーツ系や、「sunao」など糖質オフを付加価値にした商品が伸びているとみられる。値上げや増税など逆風要素もある中、各社の今後の動向から目が離せない。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター<br>健康志向と「映え」で伸びるチーズ需要
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター
健康志向と「映え」で伸びるチーズ需要

チーズ市場が伸びている。農林水産省によると、チーズの消費量は過去10年で40%以上の成長率だ。特に18年にはチーズの健康効果やEPA発効による値下げがメディアで報じられ、注目が高まった。消費者はどのようにチーズを食べているのか、チーズの食頻度増加の要因を探ってみた。

マーケティング用語集 プラットフォーマー
マーケティング用語集 プラットフォーマー

プラットフォーマーとは、市場プラットフォームを提供する企業や組織を指します。市場プラットフォームとは、市場に参加する売り手、買い手や関与者を結びつける役割や機能のことです(J.ティロール)。AGFAと呼ばれるアップル(Apple)、グーグル(Google)、フェイスブック(Facebook)、アマゾン(Amazon)の4社はプラットフォーマーの代表的な存在で、膨大な個人データを蓄積し活用することで、さらに市場支配力を強めています。






マーケティング用語集

【ポップアップ広告】モニター登録
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
会員登録のご案内
消費社会白書2019
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
page top

JMR生活総合研究所マーケティングサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2019 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.