2022年の豆乳飲料等の販売金額は前年比113.7%と、2桁の伸びとなった(全国清涼飲料連合会)。
今回は、当社が任意に選んだ豆乳などを含む植物性ミルク24ブランドについて、「知っている(認知)」「3ヶ月以内に店頭などで見た(店頭接触)」「買って飲んだことがある(購入経験)」「最近3ヶ月以内に買って飲んだ(3ヶ月以内購入)」、さらに「今後(も)飲みたい(今後意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という6項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。
今回の調査では、前回(2022年9月版)と同様、「キッコーマン 豆乳(キッコーマンソイフーズ)」強さを見せ、再購入意向以外の5項目で、同じキッコーマンソイフーズのフレーバー飲料である「キッコーマン 豆乳飲料」に2倍前後の差をつけての首位を獲得した。
3位以下をみると、「マルサンアイ 豆乳(マルサンアイ)」、「スゴイダイズ(大塚食品)、「ミルクのようにやさしいダイズ(大塚食品)」などのプレーンな豆乳のほかにも、「アーモンド効果のアーモンドミルク(江崎グリコ)」や「毎日おいしい ローストアーモンドミルク(マルサンアイ)」などが上位に食い込んでおり、植物性ミルクの浸透の広がりが感じられる。
さらに、再購入意向では、母数は少ないながら、オーツミルクとアーモンドミルクのブランドが1、2位となった。再購入意向は8割を超え、固定ファンが育っていることがわかる。さらに4位には「おいしいココナッツミルク(ブルボン)」などもランクインした。豆乳だけでない植物性ミルクのバリエーションが広がっていることがわかる。
植物性ミルクは、低カロリー、低コレステロールであることがメガトレンドである健康志向にマッチ、成長を続けている。代表的な植物性ミルクの豆乳市場は直近10年で約2倍に拡大、特にフレーバーをつけた豆乳飲料よりも、プレーンな豆乳が伸びている。欧米で植物性ミルクのリードするアーモンドミルクやオーツミルクも、国内市場で拡大中だ。シーンは飲用だけでなく料理にも広がっている。一方メーカー各社でも植物性ミルクを利用した冷菓や菓子などを発売しており、さらなる浸透が期待される。
- 注目ランキング
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- 3ヶ月内購入
- キッコーマン 豆乳(調整/無調整)(キッコーマンソイフーズ) 18.9%
- キッコーマン 豆乳飲料(バナナ、紅茶など)(キッコーマンソイフーズ) 7.0%
- マルサンアイ 豆乳(調整/無調整)(マルサンアイ) 6.9%
- 再購入意向
- スゴイオーツミルク(大塚食品) 80.8%
- 毎日おいしい ローストアーモンドミルク(マルサンアイ) 80.0%
- キッコーマン 豆乳(調整/無調整)(キッコーマンソイフーズ) 74.0%
- 3ヶ月内購入
詳細データのダウンロード
クロス集計表 サンプルイメージ調査概要
提示24ブランド
- キッコーマン 豆乳(調整/無調整)(キッコーマンソイフーズ)
- キッコーマン 豆乳飲料(バナナ、紅茶など)(キッコーマンソイフーズ)
- SoyBody(キッコーマンソイフーズ)
- マルサンアイ 豆乳(調整/無調整)(マルサンアイ)
- マルサンアイ 豆乳飲料(ほうじ茶、ピスタチオなど)(マルサンアイ)
- ひとつ上の豆乳飲料(マルサンアイ)
- ミルクのようにやさしいダイズ(大塚食品)
- スゴイダイズ(大塚食品)
- 畑うまれのやさしいミルク まろやかソイ(カゴメ)
- タニタカフェ オーガニック無調整豆乳
- アーモンド効果のアーモンドミルク(江崎グリコ)
- アーモンド・ブリーズ(ポッカサッポロ フード&ビバレッジ)
- 毎日おいしい ローストアーモンドミルク(マルサンアイ)
- スゴイオーツミルク(大塚食品)
- マルサン オーツミルク(マルサン)
- 畑うまれのやさしいミルク なめらかオーツ(カゴメ)
- 飲むオートミール(メロディアン)
- オーツミルククラフト(マルサンアイ)
- 発酵ライスミルク(福光屋)
- オーガニックライスミルク(ビオセボン)
- ブリッジライスドリンク
- ビタリッツ オーガニックライスミルク
- おいしいココナッツミルク(ブルボン)
- キッコーマン マカダミアミルク(キッコーマンソイフーズ)
調査設計
調査手法:インターネットリサーチ調査期間日:2023年09月13日(水)~09月14日(木)
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,105サンプル
サンプル構成(%)
参照コンテンツ
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