
2022年の豆乳生産量は126,304キロリットルで過去最高、10年前との比較では2.6倍となった(日本豆乳協会)。

同年の豆乳類合計では、2020年をピークに2年連続の減少となったが、成分無調整の豆乳は、08年から13年連続で拡大、20年には同115.4%という高い伸びを示した。21年には反動で微減となったが22年は前年比2.7%増で過去最高となった。高い伸びを支えたのは、健康志向と、飲用だけでなく料理やスイーツなどへのシーンの拡大だ。ここ数年は豆乳だけでなく、アーモンドミルクやオーツミルクなど植物性ミルク市場の拡大が続く。豆乳も植物性ミルクのトップランナーとして、健康志向に支えられアップトレンドが続くとみられている。
参照コンテンツ
シリーズ 成長市場を探せ
おすすめ新着記事

成長市場を探せ 「巣ごもり」後も割安感で堅調な家庭用冷凍食品(2023年)
2022年の家庭用冷凍食品の生産量は、前年比100.8%となる80万5,000トンで、8年連続拡大、過去最高を更新。22年からの食品全般の値上げのなかで、簡便化志向や節約志向から利用が継続されているとみられている。

消費者調査データ レトルトカレー(2023年11月版) 首位は咖喱屋カレー、リピートされる調理対応カレー
コロナ禍以降、家族の食卓への浸透が一層進んだレトルトカレー。調査結果では、咖喱屋カレーがトップを堅持する一方、再購入意向では調理対応カレーやコスパに優れるPBが上位に。家族食としての定着を裏付ける結果となった。

「食と生活」のマンスリーニュースレター 食卓に浸透する市販の惣菜 4割弱が週1回以上惣菜を購入
流通にとって重要性を増しているといわれる「惣菜」について調査を行った。週1回以上惣菜を購入する人や4割弱、今後の購入意向のある人は7割にのぼり、とくに上の年代で意向が高い。さらに、惣菜の購入はチャネルの利用意向にも影響を与えているという結果がみられた。



