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2020年の清涼飲料の販売金額は前年比92.7%と2年連続のマイナス(全国清涼飲料連合会)となったが、エナジードリンク市場は好調とみられている。
今回は、当社が任意に選んだエナジードリンク31ブランドについて、「知っている(認知率)」「買って飲んだことがある(経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事を見たことがある(広告接触)」「店頭などで見たことがある(店頭接触)」、「3ヶ月以内に買って飲んだ(3ヶ月以内購入)」、さらに「今後(も)買って飲みたい(今後意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。
今回の調査でも、前回(2021年5月版)と同様、「リアルゴールド(日本コカ・コーラ)」「レッドブル・エナジードリンク(以下レッドブル、レッドブル・ジャパン)」「モンスターエナジー(アサヒ飲料)」の3ブランドが項目ごとに首位を入れ替わるという結果になった。「モンスターエナジー」は、前回までの3ヶ月内購入に加え、今回新たに店頭接触でも首位、「レッドブル」は広告接触で首位を獲得した。
認知では、首位が「リアルゴールド」、2位が「レッドブル」、3位が「モンスターエナジー」で、順位は前回と同様だが、「レッドブル」は49.8%から57.6%に、「モンスターエナジー」は49.3%から55.4%に伸ばした。一方、購入経験と3ヶ月以内購入、今後の購入意向は、前回からほぼ横ばいで推移した。
再購入意向を見ると、上位5位までは「モンスターエナジー」と「レッドブル」及びそのエクステンションで占められている。前回に引き続き首位の「モンスター パイプラインパンチ」は71.4%から80.0%に上昇。2位は「モンスター ゼロシュガー(旧名称:モンスターエナジー アブソリュートゼロ)」で前回の65.4%から75.0%に上昇した。ともに母数は少ないながら手堅いファンを獲得しているとみられる。
エナジードリンクは、コロナ以前のイベントや外出時に代わり、在宅勤務時のリフレッシュやeスポーツなどでの飲用シーンが増えていると考えられる。市場はトップブランドの「モンスターエナジー」と、このジャンルの草分けの「レッドブル」が2強だが、飲料メーカー各社が毎年のように新商品や新アイテムを投入している。サントリーはeスポーツシーンに特化した「Zone」のバリエーションを増やしており、日本への上陸は未定だが、コーヒーチェーンの「スターバックス」もこの3月にアメリカでエナジードリンクを発売した。活発な動きが続くエナジードリンク市場から目が離せない。
- 注目ランキング
-
- 3ヶ月以内購入
- モンスターエナジー(アサヒ飲料) 6.0%
- レッドブル・エナジードリンク(レッドブル・ジャパン) 4.8%
- リアルゴールド(日本コカ・コーラ) 4.3%
- 再購入意向
- モンスター パイプラインパンチ(アサヒ飲料) 80.0%
- モンスターエナジー ゼロシュガー(アサヒ飲料) 75.0%
- レッドブル・シュガーフリー(レッドブル・ジャパン) 59.5%
- 3ヶ月以内購入
詳細データのダウンロード
クロス集計表 サンプルイメージ![消費者調査データ クロス集計表 サンプルイメージ](https://www.jmrlsi.co.jp/trend/mranking/images/mranking-sample.png)
調査概要
提示31ブランド
- モンスターエナジー(アサヒ飲料)
- モンスター パイプラインパンチ(アサヒ飲料)
- モンスター カオス(アサヒ飲料)
- モンスター ロッシ(アサヒ飲料)
- モンスター ウルトラ(アサヒ飲料)
- モンスターエナジー ゼロシュガー(アサヒ飲料)
- モンスター スーパーコーラ(アサヒ飲料)
- アサヒドデカミン(アサヒ飲料)
- ZONe エナジードリンク(サントリー)
- コカ・コーラエナジー(日本コカ・コーラ)
- リアルゴールド(日本コカ・コーラ)
- レッドブル・エナジードリンク(レッドブル・ジャパン)
- レッドブル・シュガーフリー(レッドブル・ジャパン)
- レッドブル ホワイトエディション(レッドブル・ジャパン)
- レッドブル パープルエディション(レッドブル・ジャパン)
- レッドブル オレンジエディション(レッドブル・ジャパン)
- RAIZIN(ライジン)(大正製薬)
- コーワパワードコーヒー(興和)
- タフマンリフレッシュ(ヤクルト本社)
- がぶ飲み フリーダムエナジー(ポッカサッポロ)
- キリンメッツアルギニンV パワフルエナジー(キリン)
- ビーエナジードリンク(山田養蜂場)
- ファイテンエナジードライ(ファイテン)
- KiiVA(キーバ)エナジードリンク(キーバ)
- エナジージム(ダイドードリンコ)
- ダイドー×ヘルシア The BURNING
- ミラクルエナジーV(サンガリア)
- ライフガード・インフィニティ(チェリオ)
- ブラックアウトDDT(ドン・キホーテ)
- matsukiyoEXSTRONG エナジードリンク(マツモトキヨシ)
- チルアウト リラクリゼーションドリンク(エンディアン)
調査設計
調査手法:インターネットリサーチ調査期間:2022年4月8日(金)~4月13日(水)
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,061サンプル
サンプル構成(%)
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参照コンテンツ
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