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2019年の紅茶飲料の販売数量は、1,198,600kℓ。前年比14.6%の大幅増で、4年連続で増加した(全国清涼飲料連合会)。
今回は、当社が任意に選んだ紅茶飲料25ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買って飲んだことがある(経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事を見たことがある(広告接触)」「店頭などで見たことがある(店頭接触)」、「3ヶ月以内に買って飲んだ(3ヶ月内購入)」、さらに「今後(も)買って飲みたい(今後意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。
今回の調査では、7項目中6項目でキリンビバレッジの「午後の紅茶」がトップを獲得した。「午後の紅茶」は、紅茶飲料の市場を切り開いたロングセラーだけあって、認知では2位の「紅茶花伝日本コカ・コーラ)」に21.0ポイント、購入経験で22.3ポイントの差をつけている。現在の購入状況をみても、3ヶ月以内購入では「紅茶花伝」に3倍近い16.9ポイント差、今後の購入意向でも22.6ポイントと大差をつけている。唯一首位を逃したのが再購入意向で、5位(66.7%)だった。しかし、トップは「午後の紅茶」のエクステンション商品である「午後の紅茶 ザ・マイスターズ(キリンビバレッジ)」が獲得。2位から4位は母数が少ないことから、ロイヤリティの点でも強いといえる。
2位は前述の「紅茶花伝」、3位以下はサントリーの「クラフトボスTEA」や「リプトンリモーネ/アップルティー」、伊藤園の「TEAs' TEA(ティーズティー)」などが入っているものの、「午後の紅茶」との差は大きい。
紅茶飲料市場では、ここ最近「クラフトボスTEA」や「午後の紅茶 ザ・マイスターズ」など、働く人をターゲットにした新製品や、「TEAs' TEA」のようなフルーツのフレーバーティなど新たな切り口の商品の新発売が相次いでいる。2019年の生産量は、前回のブームだった2010年を超えて過去最高となった。成長する市場で激しい競争が繰り広げられている。
詳細データのダウンロード
クロス集計表 サンプルイメージ![消費者調査データ クロス集計表 サンプルイメージ](https://www.jmrlsi.co.jp/trend/mranking/images/mranking-sample.png)
- 午後の紅茶(キリンビバレッジ)
- 午後の紅茶 ザ・マイスターズ(キリンビバレッジ)
- 紅茶花伝(日本コカ・コーラ)
- 紅茶花伝 クラフティー(日本コカ・コーラ)
- リプトンリモーネ /アップルティー(サントリー)
- クラフトボスTEA (サントリー)
- BOSS カフェベース 紅茶ラテ(サントリー)
- アサヒ ロイヤルミルクティー(アサヒ飲料)
- PLANTTIME ソイミルクティー(アサヒ飲料)
- 知覧にっぽん紅茶 無糖(ポッカサッポロ)
- カフェ・ド・クリエ 無糖(ポッカサッポロ)
- TEAs' TEA (ティーズティー)(伊藤園)
- 紅茶の時間(UCC 上島珈琲)
- パラダイスティー(UCC 上島珈琲)
- ヘルシア紅茶a (花王)
- 贅沢香茶 クラフトスタイル ミルクティー(ダイドードリンコ)
- シンビーノ ジャワティストレート(大塚食品)
- 紅茶姫(サンガリア)
- リプトンのチルド紅茶飲料(森永乳業)
- トワイニングリキッドティー(片岡物産)
- カルディオリジナルアイスティ(カルディコーヒー)
- トップバリュの紅茶飲料(イオン)
- セブンプレミアムの紅茶飲料(セブン&アイ)
- みなさまのお墨付きの紅茶飲料(西友)
- ファミリーマートの紅茶飲料(ファミリーマート)
調査期間:2020年6月11日(木)~6月15日(月)
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,050サンプル
サンプル構成(%)
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