![](https://www.jmrlsi.co.jp/top/img/ogp/seicho055.jpg)
2022年、セルフレジを導入しているスーパーマーケットチェーンの比率は、全体で25.2%となり、3年連続で増加、過去最多となった(一般社団法人日本スーパーマーケット協会「スーパーマーケット年次調査報告書」)。
![](./images/seicho055.png)
スキャンから清算までの全てをユーザーが行うセルフレジ。導入しているチェーンは2020年から増加の動きを見せ、2022年には5年前の2倍を超えた。導入に積極的なのは50店舗以上を展開するチェーンで、2022年には72.2%に達している。背景にあるのはここ数年深刻化の度合いを増している人手不足だ。2020年の同報告書では、人手不足対策として64.1%のチェーンがセルフレジやセミセルフレジ(スキャンはスタッフが行い、清算はユーザーが行う)の導入を挙げている。同じく人手不足に悩むコンビニエンスストアでは、最大手セブンイレブンがセミセルフレジを約9割の店舗で導入済みで、セルフレジも25年までに全国の店舗で導入予定だ。ローソンも全店でセルフレジを導入した。小規模チェーンを中心に、導入途上にあるスーパー業界だが、今後導入を希望するチェーンが28.7%、設置台数を増やしたいとする企業が12.9%となっている。人手不足や生産性向上の切り札として期待されるセルフレジは今後も増加が見込まれる。
参照コンテンツ
シリーズ 成長市場を探せ
おすすめ新着記事
![消費者調査データ 炭酸飲料(2024年7月版) 首位「コカ・コーラ」、迫る「三ツ矢サイダー」、高い再購入意向の無糖炭酸水](https://www.jmrlsi.co.jp/inc/mranking411ecs.jpg)
消費者調査データ 炭酸飲料(2024年7月版) 首位「コカ・コーラ」、迫る「三ツ矢サイダー」、高い再購入意向の無糖炭酸水
2023年は3年連続プラスとなった炭酸飲料。調査結果を見ると、今回も「コカ・コーラ」が複数項目で首位を獲得したが、2位の「三ツ矢サイダー」の猛追が光る。再購入意向は、無糖炭酸が上位に食い込んだ。
![消費者調査データ スポーツドリンク・熱中症対策飲料(2024年7月版) 首位「ポカリスエット」、追い上げる「アクエリアス」](https://www.jmrlsi.co.jp/inc/mranking410ecs.jpg)
消費者調査データ スポーツドリンク・熱中症対策飲料(2024年7月版) 首位「ポカリスエット」、追い上げる「アクエリアス」
人流の回復や猛暑などを背景に伸びる熱中症対策飲料・スポーツドリンクの調査結果をみると、ロングセラー「ポカリスエット」が再購入意向を除く5項目で首位を獲得した。5ポイント程度の差で追うのは「アクエリアス」。さらに10ポイント前後のビハインドで「GREEN DA・KA・RA」が続く。
![成長市場を探せ 初の6,000億円超え、猛暑に伸びるアイスクリーム](https://www.jmrlsi.co.jp/inc/seicho070s.jpg)
成長市場を探せ 初の6,000億円超え、猛暑に伸びるアイスクリーム
2023年度、空前の暑さを追い風に、アイスクリーム市場は初の6,000億円超えを達成、4年連続で過去最高を更新した。2023年の夏日日数は140日、実に1年の4割近くの日が「アイスクリームを食べたくなる」気温である25度を超えたことになる。
![J-marketingをもっと活用するために](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-0.gif)
![無料で読める豊富なコンテンツ](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-1.png)
![プレミアム会員サービス](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-2.png)
![戦略ケースの教科書Online](https://www.jmrlsi.co.jp/img/info/info-3.png)