
緩やかに増減を繰り返してきたビスケット市場が伸びている。2020年から4年連続プラスで、2023年はついに4,000億円を超えた(全日本菓子協会)。

ビスケット市場は、コロナ下でも巣ごもり需要などで堅調な動きを見せ、2023年の販売金額は4,260億円で、コロナ前の2019年比で1.13倍となった。コロナ収束以降は、人流、特にインバウンド需要のなどにも支えられ、2023年は前年比107.0%となった。数量的にはほぼ横ばいだが、値上げの影響で金額は上昇した。節約志向は強いものの、ビスケットはもともとロングセラーブランドが強い市場で、ロングセラーブランドのプレミアムラインなどが「プチ贅沢」として受け入れられているという。原材料価格の上昇やいっそう強まる節約志向など、市場を取り巻く環境は厳しいものの、メーカー各社も高付加価値商品や、高コストパフォーマンス商品で成長軌道を維持する構えだ。
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