(2014.01)
吉野家、高価格帯好調で復活の狼煙
~「うまい、やすい、はやい」に「ごゆっくり」の「牛すき鍋膳」がヒット~
1月9日に発表された吉野家ホールディングス(参照:企業活動分析 吉野家ホールディングス)の2014年2月期の第3四半期(2013年3-11月)は、売上高が前年同期比5.7%増だったが、営業利益は同70.8%減、経常利益も同36.5%減と大幅な減益、最終損益は2.76億円の赤字となった。同社によると、米や牛肉など原材料のコスト増が原因で、4月に実施した値下げの効果は既存店売上高が同5%増となったものの、利益拡大には至らなかった。通期の予想は、売上高が前期比4.5%増、営業利益が同14.8%減、経常利益が10.6%減と増収減益としている。しかし、最終黒字2.5億円は据え置いており、残り3カ月で黒字転換が可能と見込んでいる。








参照コンテンツ
- 企業活動分析 吉野家ホールディングス / ゼンショーホールディングス
- 戦略ケース 「吉野家」 × 「すき家」 勝負分ける顧客の「こだわり度」(2007年)
- 消費者調査 ファーストフードチェーン(2013年)
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