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公開日:2018年06月21日

戦略200+・企業活動分析
セイコーエプソン株式会社
17年3月期は減収減益。為替変動の影響受け
2017年3月期決算の総括

セイコーエプソンの17年3月期の連結決算は、売上収益1兆249億円(前年同期比6.2%減)、営業利益679億円(同27.8%減)と、減収減益となった。事業別には、プリンティングソリューションズ事業、ビジュアルコミュニケーション事業、ウエアラブル・産業プロダクツ事業ともに売上が減少、それぞれ前年比6.8%減、同2.4%減、同7.0%減となった。一方、利益についてはビジュアルコミュニケーション事業だけが前年比3.5%増と増益となった。利益が増加した要因として、以前から将来の成長を担う商品として開発を進めてきた、レーザー光源を搭載した高光束プロジェクターをはじめとした高付加価値モデルの販売が堅調に推移し、市場でのプレゼンスが向上したことが考えられる。2016年にはエプソンの10年後のありたい姿を示す「長期ビジョンEpson 25」が策定され、Epson 25の実現に向け、製品開発の仕込みや必要な投資を積極的に行い、強固な基盤を整備すべく「Epson 25 第1期中期経営計画」がスタートした。その初年度となる2016年度は、為替変動により業績に大きなマイナス影響を受けたものの、戦略商品の拡大や新規分野の開拓を進展させると同時に、 事業基盤も強化し、着実な成果をあげることに成功した。エプソンの今後の成長はマクロ環境などの外部要因の動きとともに、この長期ビジョンを達成できるかどうかで大きく左右されることになる。

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