第一三共の2025年3月期の連結決算は、売上収益1兆8,863億円(前年同期比17.8%増)、営業利益3,319億円(同56.9%増)と増収増益となった。主力の医療用医薬品が押しなべて好調で、グローバル主力品エンハーツ(売上4,516億円:前期比37.9%増)、リクシアナ(売上1,790億円:前期比22.4%増)等の伸長及び円安の進行による為替の増収影響等により、2ケタ増収となった(売上収益に係る為替の増収影響は513億円)。地域別では日本は苦戦したものの(同2.7%減)、米国(売上6,422億円、同30.4%増)、欧州(売上4,182億円、同34.5%増)、その他地域(売上2,420億円、同22.1%増)は好調だった。第5期中期経営計画のスタート前の2020年度と比較すると、売上収益96.0%増、営業利益420.3%と、4期連続の大幅な増収増益となった。2026年3月期の業績予想は売上収益2兆円(第5期中計計画策定時のKPI1.6兆円)、がん領域売上収益9,000億円(同6,000億円以上)と当初計画のKPIは大幅達成する見込みである。
企業活動分析レポートのダウンロード
- バックナンバー

企業活動分析に関する基調論文
参照コンテンツ
- 戦略ケース エナジードリンク市場 第二幕(2014年)
- 戦略ケース 大衆薬のネット販売本格化で始まるメーカー・小売の業界再編(2013年)
- 戦略ケース 改正薬事法で変わるドラッグストアの競争軸(2008年)(2013年)
- 戦略ケース 大衆薬販売へ向けて加速するファミリーマートとセブン-イレブン(2008年)
競合他社の業績と比較分析する
おすすめ新着記事

成長市場を探せ 猛暑で需要急上昇、過去最高更新中のスポーツドリンク
スポーツドリンクの売上は、4年連続で過去最高を更新。夏型商材であるスポーツドリンクは気温の上昇とともに需要が拡大する傾向がある。

消費者調査データ ノンアルコール飲料 首位は「ドライゼロ」、再購入意向の高いカクテルテイスト
10年で約1.5倍に拡大したノンアルコール飲料。調査結果はアサヒ ドライゼロ」が複数項目で首位、上位はビールテイストが占めたが、再購入意向では上位はカクテルタイプが目立った。

食と生活」のマンスリー・ニュースレター スマートウォッチは腕時計を奪わない SW所有者の9割が腕時計も所有、共存する二つの市場
スマートウォッチ(SW)の普及が話題となるなか、腕時計はSWに代替されてしまうのか。今回は、腕時計とSWの所有・着用状況を調査した。





![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)