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 「消費経済レビュー」第4号を発刊いたします。

 2006年に入ってからも、消費、設備投資、外需というGDPの3本柱は堅調な推移を見せ、日本経済は息の長い好景気を維持しています。
日本経済をめぐる今後の情勢については、原油高や海外景気動向などの懸念材料は一部にあるものの、目下の好況はこのまま続くというのが、現時点での大勢の見方です。

 2006年度の日本経済の底流で生起しつつある変化の予兆を捉えて、一歩先を見据えた戦略的判断と行動の一助となることを企図して、このたび「消費経済レビュー」第4号を発刊いたします。

 第I部では、第3号が発刊されて以降の経済情勢を整理し、2006年度入り後の日本経済を読む鍵を提示します。
 第II部では、1980年代後半のバブル景気以来久方ぶりに訪れた株式市場の復活と、家計によるリスク資産取引の活発化に着目し、家計のリスク資産シフトをテコとした「静かなる」資産革命の進展状況を概観します。
 第III部では、理論研究として、液晶パネル業界における設備投資競争にスポットを当て、設備投資競争の帰趨を決する鍵を明らかにするとともに、生き残りのために液晶パネルメーカーが採るべき戦略を示します。
 第IV部では、来年から定年退職を迎え始める「団塊」世代に着目し、「団塊」世代が抱えることになる多額の退職金の行方を明らかにしつつ、彼らが巻き起こすであろうリタイアメントライフの新たな変化の方向を探ります。

 2006年盛夏、来たるべき実りの季節に向けて次なる一手を模索する、実務家のみなさまにお届けいたします。

「消費経済レビュー」販売開始

「消費経済レビュー Vol.4 2006年8月号」の書店販売を開始いたしました。全国の政府刊行物サービスセンターもしくは、当社サイトの「JMR Books」にてお求めください。

 I.Macroeconomic Outlook for Japan【要旨】一般公開
 II.動き出した"静かなる"資産革命-家計のリスク資産シフト【要旨】一般公開
 III.設備投資競争の経済分析【要旨】一般公開
 IV.団塊世代のリタイアメントライフ 【要旨】一般公開

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 消費経済レビュー Vol.4 2006年8月
I.Macroeconomic Outlook for Japan
 【要旨】
1.日本経済の現状―オープン・データによる分析
 (1)プラス成長の持続
 (2)輸出の動向
 (3)設備投資の動向
 (4)消費支出動向の推移
 (5)雇用・所得環境の推移
 (6)消費者マインドの動向
 (7)在庫調整の動向
2.家計から見る景気の先行き
  -弊社モニター調査による分析
 (1)景気の現状認識・将来見通しは好転している
 (2)将来不安が消費に与える悪影響は少ない
 (3)収入格差と消費
 (4)消費拡大をもたらしたメカニズム
 (5)収入と連動しない支出意向
 (6)景気・株価・雇用環境への見通しは楽観的
 (7)日常的支出は減らしたい、
選択的支出は増やしたい
 (8)情報家電・高級レジャーなどの消費が拡大
3.今後の経済と消費の見通し
 (1)2006年度の日本経済に関する
シンクタンク各社のシナリオ
 (2)2006年度 日本経済のシナリオの分岐点



II.動き出した"静かなる"資産革命
-家計のリスク資産シフト
 【要旨】
1.株式市場復活を支える家計
 (1)株式市場の好況
 (2)膨れる家計の資産残高
 (3)家計の資産増加は高資産層が中心
2.家計のリスク資産シフト
 (1)安全資産偏重からの脱却
 (2)高資産層を中心にリスク資産への関心が高まる
 (3)土地離れ・預貯金離れ
 (4)今後も続くリスク資産取引意欲
3.リスク資産シフトはバブルを生むか?
 (1)1980年代バブル期における家計の資産保有
 (2)バブルの記憶と痕跡
 (3)すでに癒えた家計のバブル・トラウマ
 (4)少ない「バブル景気」再来懸念
4.結語



III.設備投資競争の経済分析
 【要旨】
1.はじめに
2.液晶パネル業界について
 (1)市場構造
 (2)業界主要企業による設備投資動向
3.設備投資競争モデル
 (1)設備投資規模競争に関する先行研究
 (2)モデルの設定
 (3)稼働設備規模を変更できる場合
 (4)稼働設備規模を変更できない場合
:同時手番ゲーム
 (5)稼働設備規模を変更できない場合
:先発・後発ゲーム
 (6)分析のまとめ
4.モデルの含意を踏まえた市場における
競争上の教訓



IV.団塊世代のリタイアメントライフ
1.団塊世代とはどんな人たちか
2.団塊世代の価値観と消費
3.団塊世代のリタイアメントライフ

お知らせ

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日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

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