日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net



マーケティング用語集
ノンバンク




 ノンバンクとは、貸し出し(融資)のみで預金や為替(決済)業務を行わない金融業者の総称ことです。つまり、銀行や信用金庫、信用組合、労働金庫以外の金融機関の総称です。法人向けであれば、事業者金融会社・リース会社・不動産関連金融会社・ベンチャーキャピタルなど、個人向けでは消費者金融会社・信販会社・クレジットカード会社・カードローン会社などが該当します。

 預金者保護のために規制が厳しい銀行などと比較すると、ノンバンクからの融資は、一般に審査や手続きの負担が少ない代わりに、金利が高く設定されています。また、ノンバンクは貸付原資の資金調達を銀行などからの借入金やコマーシャル・ペーパー(CP)、債権などの短長期の証券発行によって賄っているため必然的に資金調達コストが高くなることも高い金利に反映されています。

 ノンバンクは、1980年代後半からの1990年代はじめのバブル期にに貸付額が大幅に拡大しました。しかし、バブル崩壊によって不良債権を抱え込んだ多くの会社が経営危機や破綻に追い込まれました。さらに2000年代に入ると中小企業向けの事業者金融会社(商工ローン)の手法が社会問題化され、個人向けでも消費者金融会社(サラリーマン金融、略称"サラ金")が金利問題で破綻や廃業に追い込まれました。

 法律上は出資法や資金業規制法に基づく貸金業者とされていますが、「闇金」など違法業者が多いことが問題になっています。これに対し、2010年6月に改正貸金業法の全面施行では、1.みなし弁済制度の廃止、2.グレーゾーン金利の廃止、3.貸付額の総量規制の導入といった規制強化が行われました。

 しかしいつの時代もお金の貸し借りを巡るトラブルは後を絶たず、それがまた新たな社会問題を引き起こしているのも事実です。しっかりした知識を持って、適切に活用しないと痛い目にあいます。



参照コンテンツ


おすすめ新着記事

成長市場を探せ チーズ(2019年版)
成長市場を探せ チーズ(2019年版)

チーズ市場が拡大している。農林水産省によると、消費量は過去10年間で4割増加、直近では3年連続で過去最高を更新している。とりわけ伸びているのがナチュラルチーズだ。骨粗鬆症や認知症の予防などの健康効果の周知も消費を後押ししている。外食ではチーズタッカルビやチーズドッグといた専門店も次々登場、SNS映えするメニューで人気を博している。19年2月からは日欧EPAの発効で輸入チーズの関税が引き下げられる。今後、市場拡大の勢いがさらに増すことが予想される。

成長市場を探せ チョコレート(2019年版)
成長市場を探せ チョコレート(2019年版)

全日本菓子協会によると、チョコレートの市場は7年連続で拡大している。成長を支えているのは大人向け商品だ。従来の「太る」「虫歯」といったマイナスイメージに代わり、健康イメージが浸透。高カカオやビーントゥバーといった商品が人気を集めている。2019年のバレンタイン商戦前には「ルビーチョコレート」といった新たなジャンルも登場し、今後ますますの市場拡大が見込まれる。

消費者調査データ<br>平成の31年間で印象に残ったもの
消費者調査データ
平成の31年間で印象に残ったもの

31年にわたった平成も、残り3ヶ月を切った。平成とは、どんな時代だったのか。平成の31年間に起った出来事49件から、「印象に残ったもの」を上位3位まで選んでもらった。もっとも得票数が多かったのが「東日本大震災」で、4割の人が印象に残った出来事の1位に挙げた。震災から8年が経つ今日でも、そのインパクトの大きさがうかがえる。






マーケティング用語集

【ポップアップ広告】モニター登録
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
会員登録のご案内
消費社会白書2019
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
page top

JMR生活総合研究所マーケティングサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2019 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.