日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net



マーケティング用語集
VMS




1.VMSとは

 VMSとは「Vertical Marketing System」の頭文字を取ったもので、「垂直的マーケティングシステム」のことです。一般的に流通経路は個々の生産者、卸売業者、小売業者で構成されていますが、VMSは、生産から、卸売、小売までの各段階が統合された流通経路を指します。川上産業(生産)から川下産業(小売)までを統合することから「垂直的」と表現します。


2.粗利益率を上げるには

 VMSには各チャネルを一連のシステムとして統合し管理する者、つまりチャネル・キャプテンが存在するという特徴を持ちます。そして、チャネル構成員間の結びつきの強さから、企業型VMS、契約型VMS、管理型VMSの3タイプに分けることができます。

  1. 企業型VMS
    企業型VMSは生産から小売までの一連の流通全てを自社でやることを指します。自社のみでの活動なので、各流通段階を高い水準でコントロールすることができます。三つの内で最も構成員との結びつきが強いタイプです。

  2. 管理型VMS
    管理型VMSは、あるチャネルリーダーの下に協力企業が集まり、一連の流通段階において協力・調整するシステムのことです。シェアが高いブランド、強いブランドを持っている企業がチャネルリーダーになることが多く、比較的チャネルリーダーによるコントロールが及びます。

  3. 契約型VMS
    契約型VMSはフランチャイズ契約やボランタリー・チェーンなどに代表されるように、独立した企業同士が契約によって結びつくことによって、単独では達成できない販売効果・経済効率を達成しようとするシステムのことです。

仮に、VMSを採用するとしても、自社の持つ製品・ブランドの特性や競争環境などによって、採るべき、或いは、採ることのできるVMSのタイプを検討する必要があります。



参照コンテンツ


おすすめ新着記事

消費者調査データ<br>コーヒー飲料<br>クラフトボス、ジャパンクラフトマン。ペットボトルコーヒー躍進
消費者調査データ
コーヒー飲料
クラフトボス、ジャパンクラフトマン。ペットボトルコーヒー躍進

2017年のコーヒー飲料市場は前年比2.8%増で、特にペットボトルコーヒーの成長が著しい。今回のランキングでも「BOSS」が6項目で首位を獲得、それを「ジョージア」が追う展開となった。17年4月に発売された「クラフトボス」は前回から大きく評価を上げ、再購入意向では首位に躍り出た。後発のペットボトルコーヒーも健闘しており、新たな飲用シーンを開拓したコーヒー市場から目が離せない。

消費者調査データ<br>無糖茶<br>緑茶飲料が上位独占も、むぎ茶ブームは定着するか
消費者調査データ
無糖茶
緑茶飲料が上位独占も、むぎ茶ブームは定着するか

2017年の茶系飲料市場は、無糖茶が市場の伸びを牽引している。今回の調査でも伊藤園の「お~いお茶 緑茶」が複数項目で首位を獲得、僅差でサントリー「伊右衛門」が続く結果となった。しかし、再購入意向ではコンビニPB3商品が上位に入るなど躍進。18年夏の記録的な猛暑が影響し、熱中症対策として安価なPBが選ばれた結果だと考えられる。

消費者調査データ<br>レトルトカレー<br>強い定番、ロイヤル層を掴む複数パック
消費者調査データ
レトルトカレー
強い定番、ロイヤル層を掴む複数パック

カレールウの市場規模を抜いたとされるレトルトカレー。今回の調査では、7項目中5項目で「ククレカレー」が首位を獲得した。だが2位との差は小さく、「銀座カリー」「ボンカレー」などロングセラーブランドが激しい闘いを繰り広げている。一方再購入意向では「インドカリー(新宿中村屋)」などのプレミアムブランドが上位にランクインするなど様相は異なる。単身世帯の増加や少子高齢化でますますの需要増が見込まれるレトルトカレー市場。今後の行方に注目したい。






マーケティング用語集

【ポップアップ広告】モニター登録
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
マーケティング入門講座
会員登録のご案内
消費社会白書2018
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
page top

JMR生活総合研究所マーケティングサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2018 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.