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マーケティング用語集
デモグラフィック変数/サイコグラフィック変数




1.デモグラフィック変数、サイコグラフィック変数とは

 デモグラフィック変数(変数:量的・質的な値が変化するもの)とは、人口統計学的変数のことで、具体的には、年齢、性別、世帯規模、家族のライフサイクル、所得、職業、学歴などがあげられます。
 サイコグラフィック変数とは、心理学的変数のことで、具体的には、価値観、ライフスタイル、性格、好みなどの心理的特性を指します。
 ともにマーケット・セグメンテーションの際の分類軸のひとつです。


2.各変数の特徴

 デモグラフィック変数は、消費者行動(購買、使用など)との連動が強く、公的データなど入手が可能であり、測定も簡単なため、よく使用される変数です。ただし、デモグラフィック変数のみで消費行動を説明するだけでは、「なぜそのような行動をとったのか」ということが分からないため、表面的な理解に終わってしまいます。
 一方、サイコグラフィック変数は、通常、調査票の質問の反応として測定されるため(例:質問「理想や夢を持って生活したい」→回答「そう思う」)、年齢や性別などのように客観的な変数ではありませんが、消費者の行動の要因をより深く理解するために有効な変数です。「20代では、カップスープの購入者が多い」ということだけよりも、「20代では、健康志向が強い」「健康志向が強い人はカップスープをよく購入する」ということも分かれば、製造業者はより具体的な対策を考えることができます。
 また、時間関係において、サイコグラフィック変数は、デモグラフィック変数よりも後に生じます。そのため、後者が原因、前者が結果という因果関係になります。


3.その他のセグメンテーション変数

 コトラーによると、消費財マーケティングでは、「地理的変数(地域、気候など)」「デモグラフィック変数」「サイコグラフィック変数」「行動・態度変数(使用頻度、ロイヤリティなど)」の四つがセグメンテーション変数としてあげられます。大別して、前者2変数をデモグラフィック変数、残りをサイコグラフィック変数とふたつに分けられることもあるようです。
 いずれにしても、消費行動を理解するためには、あらかじめ仮説を立てた上で、これらの変数をうまく組み合わせて、事実の発見をしていく必要があります。



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