日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net



マーケティング用語集
マーケット・セグメンテーション




1.マーケット・セグメンテーションとは

 一般にマーケット・セグメンテーションとは「消費者をなんらかの意味で同質的な消費者グループに分割する」ことと定義されます。ユーザーニーズを的確に把握し、何らかの尺度によって市場を分割し、自社の強み・弱みや、競合状況に応じて、対象とするセグメントを評価選択することが重要なポイントになります。


2.捉え方の変化

 マーケット・セグメンテーションの理解は年代によって違いがみられます。70年代には市場セグメント戦略と考えられ、80年代、ポーターの「基本戦略の考え方」が通念化するとともに、差別化戦略の基礎となる独自の市場研究の手法であるという理解がすすみました。
 そして最近では、市場研究の手法であるという考え方と、差別化戦略とは異なる「市場セグメント開発」であるという考え方に定着しつつあります。


3.分類の軸の選択

 消費者、顧客を分類する方法にはさまざまなものがあります。地域別、年齢別、所得別などの人口統計的区分が最もベーシックなものです。高度成長期には、同じ地域、同じ年齢、同じ所得でも違った消費スタイルの人達が増え、人口統計的区分では十分説明できないということで、ライフ・スタイルによる区分が盛んになりました。
 分類の変数は無限にあります。その中からどのような基準で選択すればよいのでしょうか。P・コトラーは決定条件として「測定可能であり、アプローチができ、ビジネスとなる市場規模があること」という3条件をあげています。
 我々はこれに現場での「納得条件」を加えて考えることが必要と捉えています。具体的には「ブランドの発達の歴史、技術の発達の歴史、生活の発達の歴史の3点から納得できること」であり、そのことが市場の経験を反映させることになるわけです。



参照コンテンツ


おすすめ新着記事

成長市場を探せ 冷菓(2019年版)
成長市場を探せ 冷菓(2019年版)

17年の冷菓市場は過去最高を記録するなど、好調を維持し続けている。牽引しているのは中価格帯のアイスだ。「エッセル スーパーカップ」などのスイーツ系や、「sunao」など糖質オフを付加価値にした商品が伸びているとみられる。値上げや増税など逆風要素もある中、各社の今後の動向から目が離せない。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター<br>健康志向と「映え」で伸びるチーズ需要
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター
健康志向と「映え」で伸びるチーズ需要

チーズ市場が伸びている。農林水産省によると、チーズの消費量は過去10年で40%以上の成長率だ。特に18年にはチーズの健康効果やEPA発効による値下げがメディアで報じられ、注目が高まった。消費者はどのようにチーズを食べているのか、チーズの食頻度増加の要因を探ってみた。

マーケティング用語集 プラットフォーマー
マーケティング用語集 プラットフォーマー

プラットフォーマーとは、市場プラットフォームを提供する企業や組織を指します。市場プラットフォームとは、市場に参加する売り手、買い手や関与者を結びつける役割や機能のことです(J.ティロール)。AGFAと呼ばれるアップル(Apple)、グーグル(Google)、フェイスブック(Facebook)、アマゾン(Amazon)の4社はプラットフォーマーの代表的な存在で、膨大な個人データを蓄積し活用することで、さらに市場支配力を強めています。






マーケティング用語集

【ポップアップ広告】モニター登録
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
会員登録のご案内
消費社会白書2019
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
page top

JMR生活総合研究所マーケティングサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2019 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.