
これは、
- 「食と生活」に関する弊社オリジナル調査の結果と、
- 主要紙誌の「食」関連の掲載記事から見えてくる「食と生活」のトレンドを整理したヘッドラインクリップ
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 第89号は、
- オリジナル調査結果 料理写真投稿―他者を意識したインスタ映え追求
- 業界クリップ - 2017年7-8月の動向

インスタグラムやピンタレストをはじめ、写真投稿SNSが若い人の間で広まっている。インスタグラムにおいて、食をテーマに写真を投稿していてフォロワー数が多いユーザーは、「デリスタグラマー」と呼ばれている。今回は料理写真を投稿する人はどのような人で、どのような動機から投稿するのかを調査した。
SNSアカウントを持っている人は60%であり、ほぼ毎日利用する人は約35%いることがわかった。SNSに写真を投稿する人は約22%、閲覧だけする人は26%であり、48%の人がSNSを通じて写真を投稿または閲覧している。
- 写真投稿する人は2割超
- 投稿している写真は料理と風景写真
- 調理写真の投稿がもっとも多いのは40代女性
- 料理写真投稿の背景にある他者意識
- 消費者の動き 【消費の持ち直しと懸念材料】
- 売れている食品・メニュー 【夏場の甘酒の人気】
- 東京市場 【「PARM」が高級レストランのメニューとして登場】
- 地産地消 【「こども記者」による地産地消商品の取材】
- 食品企業の経営 【外食の24時間営業の見直し効果】
- 製品開発 【低糖質のバーガー】
- 価格政策 【食品の値上がり動向】
- プロモーション 【「山の日」キャンペーン】
- チャネル政策・チャネル動向 【ローソンがオイシックスの調理キットを販売】
- ヘッドラインクリップ 2017年7-8月の動向
最新バックナンバー
- 【第143号】 広まるネットショッピング 特定層に留まるSNS購買とフリマアプリ
- 【第142号】 メリット拡がる冷凍食品、子育て女性が需要牽引
- 【第141号】 高まる朝食意識、拡がる"ハイブリッド食"
参照コンテンツ
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