
これは、
- 「食」に関する弊社オリジナル調査の結果と、
- 主要紙誌の「食」関連の掲載記事から見えてくる「食」のトレンドを整理したヘッドラインクリップ
「食」のマンスリー・ニュースレター 第85号は、
- オリジナル調査結果 父の日の贈り物~垣間見える父子関係~
- 業界クリップ - 2017年3-4月の動向

2017年6月18日の父の日に、どのような人がどのようなものを贈っているのかを調査した。
今年の父の日の贈り物の有無を見てみると、全体の25.1%の人が贈り物をしていた。父親存命者ベースで属性別に見てみると、女性で贈り物をした人は50.2%と男性よりも2倍近く高かった。ライフステージ別でも違いがあり、既婚子どもなし層が最も高かった。性別・ライフステージ別でみると、女性・既婚子どもなし層が62.5%と最も高く、続いて女性・子育て層、女性・子手離れ層となっている。
- 父の日に贈り物をしているのは4人に1人
- アルコール飲料を贈るのは男性独身層が約6割
- 男性はリアル、女性はネット購入率が高い
- 父親と同居していない人ほど贈り物をする
- 消費者の動き 【個人消費の景気判断が上方修正】
- 売れている食品・メニュー 【機能性チョコレートの人気続く】
- 東京市場 【渋谷で「シブサラ」提案】
- 地産地消 【認定ブランドの紹介アプリ】
- 食品企業の経営 【物流危機への対応】
- 製品開発 【渋みを抑えた「ヘルシア」登場】
- 価格政策 【ジャガイモの高値続く】
- プロモーション 【ロボットによる接客の試み】
- チャネル政策・チャネル動向 【大手小売が相次ぎ値下げ】
- ヘッドラインクリップ 2017年3-4月の動向
バックナンバー
おすすめ新着記事

市場「アップダウン」期のマーケティング戦略―コロナ後、消費の反発力はどこへ向かう?
コロナ禍で、「ワンランク上」の高級品が売れている。30年ぶりの株高も加わり、「バブル」消費の再来を思い起こさせる。「上」へ昇っていく市場だ。他方でホテルや外食など「下へ」降っていく市場もある。このめまぐるしく「アップダウン」しトレンドが読めない市場を「エレベーター市場」と規定してみる。この市場転換期に、状況を見定めて、守りと攻めを明確にしたマーケティングを展開すべきだ。

料理の強い味方 増加する加工食品の利用
コロナ禍で内食が増加し、加工食品の需要が伸びている。今回は、実際に加工食品が誰に、どのように利用されているのかを調査した。その結果、在宅時間の増加とともに増えた調理の時間や手間の短縮に、加工食品が貢献している実態がみえてきた。

暮らしに寄り添う再開発計画 池袋はコロナ禍でも安心な「都市のリビング」
豊島区は「公園が街を変える!」というスローガンのもと、池袋周辺の四つの公園の整備を行ってきました。それが、まるでコロナ禍を予期していたかのように屋外を活かしたものになっているのです。今回は、そんな公園を中心とした再開発にスポットを当てた安心安全な街づくりに注目します。



