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消費者調査データ No.296
日焼け止め(2019年7月版)
ビオレ、アネッサ、ニベアサン、ヒートアップする日焼け止め市場



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 サンケア関連市場は10年連続で拡大、2018年は前年比108.9%と2桁に迫る伸びとなった(経済産業省「生産動態統計年報」日焼け止め及び日焼け用化粧品 出荷金額)。

 今回は、当社が任意に選んだ日焼け止め28ブランドについて、「知っている(認知率)」「3ヶ月以内に広告をみた(広告接触)」「3ヶ月以内に店頭でみた(店頭接触)」「買って使ったことがある(購入経験)」「3ヶ月以内に買って使った(3ヶ月以内購入)」「今後(も)買って使いたい(購入意向)」「購入経験者ベースの今後の購入意向(再購入意向)」などの項目についてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。

 今回の調査でも、前回(2018年8月版)と同様、、複数の項目で花王の「ビオレUV 日焼け止め(以下ビオレ)」が首位を獲得した。「ビオレ」が首位を獲得したのは、認知、店頭接触、購入経験、3ヶ月内購入、今後の購入意向の5項目だ。特に購入経験では10.0ポイント、今後の購入意向では8.4ポイント差の1位と、変わらない強さを示した。2位グループも前回同様、資生堂の「アネッサ日焼け止め(以下アネッサ)」と、花王の「ニベアサン日焼け止め(以下ニベアサン)」だ。

 また、ユーザーのロイヤリティの指標である再購入意向では、首位は、母数は少ないながらロート製薬の「スキントーンアクアの日焼け止め」で84.6%と高い数値を示した。2位はこちらも母数は少ないが花王の「ニベアメンの日焼け止め」が続く。男性にも日焼け止めの習慣が広がってきた結果といえる。

 日焼け止め市場は、男性や若年層などを取り込みながら成長を続け、メーカー各社も毎年機能強化に注力している。今年は、落ちない機能に加えて、肌をきれいに見せる機能を強化する商品や、「絶対焼かない」をコンセプトにした商品が登場。スキンケアやホワイトニングなどの機能をもった日焼け止めは、日焼け止めの通年商品化にも貢献している。紫外線が最も強くなる季節を迎え、ヒートアップする日焼け止め市場に注目だ。

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【提示28ブランド】
  • ビオレUV日焼け止め(花王)
  • キュレルUV日焼け止め(花王)
  • ニベアサン日焼け止め(花王)
  • ニベアメン日焼け止め(花王)
  • ソフィーナ日焼け止め(花王)
  • アリィー日焼け止め(カネボウ化粧品)
  • アネッサ日焼け止め(資生堂)
  • ベネフィーク日焼け止め(資生堂)
  • シーブリーズ日焼け止め(資生堂)
  • UVホワイト日焼け止め(資生堂)
  • 専科日焼け止め(資生堂)
  • コーセーサンカット日焼け止め(コーセー)
  • 雪肌精日焼け止め(コーセー)
  • オルビス日焼け止め
  • DHC 日焼け止め
  • ちふれ日焼け止め
  • ファンケル日焼け止め
  • メンソレータムサンプレイ日焼け止め(ロート製薬)
  • スキンアクアトーンアップ日焼け止め(ロート製薬)
  • サンキラー日焼け止め(伊勢半)
  • コパトーン日焼け止め(大正製薬)
  • エリクシール日焼け止め(資生堂)
  • サンメディック日焼け止め(資生堂)
  • ピジョン日焼け止め
  • 伊勢半サンキラー日焼け止め(伊勢半)
  • 近江兄弟社MKB 日焼け止め(近江兄弟社)
  • ラ ロッシュ ポゼの日焼け止め(ラ ロッシュ ポゼ)
  • トップバリュの日焼け止め


【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年5月17日(金)~5月21日(火)
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,045サンプル
サンプル構成(%)






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