半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2020年01月24日


消費者調査データ No.307
スナック菓子(2020年1月版)
不動の王座カルビー、リピート意向高い高級・健康系ポテチ



本コンテンツのグラフ、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。
ご利用には有料の会員登録が必要です。
ご登録済みの方は、こちらから全文をご利用ください。
会員のご登録はこちらをご覧ください。

 2018年度のスナック菓子の小売り金額は2年連続のプラスで、前年比1.8%増の4,361億円となった(全日本菓子協会)。

 今回は、当社が任意に選んだスナック菓子38ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買って食べたことがある(経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事を見たことがある(広告接触)」「店頭などで見たことがある(店頭接触)」、「3ヶ月以内に買って食べた(3ヶ月内購入)」、さらに「今後(も)買って食べたい(今後意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。

 今回の調査でも、前回(2018年11月版)前々回(2017年9月版)と同様、全項目でカルビーの「ポテトチップス」が全項目で首位を獲得した。前回もそれぞれ2位と20ポイント以上の差をつけた3ヶ月内購入と今後の購入意向は今回も22.7ポイント、23.0ポイント差となり、盤石の強さは変わらない。

 2位以下は複数の項目で同じくカルビーの「じゃがりこ」「かっぱえびせん」が入った。スナック菓子二番手の湖池屋の主力商品「ポテトチップス」は、3ヶ月内購入と今後の購入意向でそれぞれ僅差の4位と3位につけ、こちらも前回(2018年11月版)とほぼ同じで定番が上位を固めている。

 ユーザーのロイヤリティの指標である再購入意向をみると、首位はカルビーのポテトチップスだが、2位にはじゃがいもの素材感を追求した湖池屋の「ピュアポテト」、3位にはさつまいもやかぼちゃを原材料とした健康志向の「ナチュラルカルビー」が、6位には和風のフレーバーが特徴のプレミアムポテトチップス、湖池屋「プライドポテト」が入った。ポテトチップスのユーザー層拡大の秘策として打ち出されたプレミアムポテトチップスや健康志向の商品が確かなファンを獲得していることがうかがえる。少子高齢化や健康志向を背景に、今後どのようなヒット商品が生まれていくのかが注目される。

本コンテンツのグラフ、詳細データは有料会員サービスでのご提供となります。
【グラフ・詳細データのご利用はこちら】(有料会員向け)

※会員のご登録はこちらをご覧ください。






【提示38ブランド】
  • ポテトチップス(カルビー)
  • ポテトチップスクリスプ(カルビー)
  • サッポロポテト(カルビー)
  • かっぱえびせん(カルビー)
  • じゃがりこ(カルビー)
  • 極濃(カルビー)
  • ピザポテト(カルビー)
  • ナチュラルカルビー(カルビー)
  • グランカルビー(カルビー)
  • ザ・ポテト(カルビー)
  • ポテトチップス(湖池屋)
  • 湖池屋プライドポテト(湖池屋)
  • ピュアポテト(湖池屋)
  • カラムーチョ(湖池屋)
  • スコーン(湖池屋)
  • ドンタコス(湖池屋)
  • わさビーフ(山芳製菓)
  • ポテトチップス(山芳製菓)
  • プリッツ(江崎グリコ)
  • Cheeza[チーザ](江崎グリコ)
  • CRATZ [クラッツ](江崎グリコ)
  • チップスター(ヤマザキビスケット)
  • ルヴァン(ヤマザキビスケット)
  • プリングルズ
  • リッツ(ナビスコ)
  • とんがりコーン(ハウス食品)
  • 暴君ハバネロ(東ハト)
  • ビーノ(東ハト)
  • ベビースターラーメン(おやつカンパニー)
  • まんまシリーズ(UHA 味覚糖)
  • 燃えよ唐辛子(アサヒグループ食品)
  • ドリトス(ジャパンフリトレー)
  • セブンプレミアムのポテトチップス(セブン&アイ)
  • セブンプレミアムのカップ入りスナック菓子(セブン&アイ)
  • ローソンセレクトのスナック菓子(ローソン)
  • ファミリーマートコレクションのスナック菓子(ファミリーマート)
  • トップバリュのスナック菓子(イオン)
  • みなさまのお墨付きのスナック菓子(西友)


【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年11月15日(金)~11月20日(水)
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,023サンプル
サンプル構成(%)





おすすめ新着記事



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツプレミアム会員サービス戦略ケースの教科書Online


お知らせ

2025.03.06

クレジットカード決済に関する重要なお知らせ

新着記事

2025.03.18

25年2月の「景気の先行き判断」は6ヶ月連続の50ポイント割れに

2025.03.18

25年2月の「景気の現状判断」は12ヶ月連続で50ポイント割れに

2025.03.17

なぜ、「外国人」社長が大手企業で多くなるのか - コーポレートガバナンスの罠

2025.03.17

企業活動分析 ファーストリテイリング24年8月期は売上・営業利益ともに4期連続で過去最高を達成

2025.03.14

日本のブランド危機と再生戦略 - トライアドマーケティング

2025.03.13

25年1月の「消費支出」は3ヶ月連続のプラスに

2025.03.12

25年1月の「家計収入」は4ヶ月ぶりのマイナス

2025.03.11

25年1月の「現金給与総額」は37ヶ月連続プラス、「所定外労働時間」はマイナス続く

2025.03.10

値上げ安堵に潜む日本ブランドの危機

2025.03.10

企業活動分析 ソニーグループの24年3月期は主力のゲーム&ネットワークサービスが大幅な増収に寄与するも金融部門の減益が響き増収減益に

2025.03.07

消費者調査データ RTD(2025年3月版) 「氷結」、「ほろよい」の競り合い続く アサヒの新顔は高いリピート意向

2025.03.06

25年1月は「完全失業率」は横ばい、「有効求人倍率」は改善

2025.03.05

25年2月の「乗用車販売台数」は2ヶ月連続のプラス

2025.03.04

関税政策に日本企業はどう対応すべきか

2025.03.04

25年1月の「新設住宅着工戸数」は9ヶ月連続のマイナス

2025.03.03

企業活動分析 NECの24年3月期は国内がけん引し増収増益

2025.02.28

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 清貧・ゆとり世代が消費を牽引!賞与の使い道は?

 

2025.02.28

消費からみた景気指標 24年12月は7項目が改善

2025.02.28

25年1月の「ファミリーレストラン売上高」は35ヶ月連続プラス

 

2025.02.28

25年1月の「ファーストフード売上高」は47ヶ月連続のプラスに

2025.02.27

トランプを支えるネット世論 - 正体は「ルサンチマン」

  

2025.02.27

減税政策は人気とりのバラマキ政策か

2025.02.27

月例消費レポート 2025年2月号 消費は改善の動きが続いている - 物価や金利の上昇ペース次第で消費回復のブレーキとなるおそれも

2025.02.26

25年1月の「全国百貨店売上高」は3ヶ月連続のプラスに

  

週間アクセスランキング

1位 2025.03.04

関税政策に日本企業はどう対応すべきか

2位 2025.02.27

減税政策は人気とりのバラマキ政策か

3位 2013.03.22

MNEXT ビックカメラによるコジマの買収はメーカーを巻き込んだ衰退業界再編の始まり

4位 2025.03.10

値上げ安堵に潜む日本ブランドの危機

5位 2024.05.10

消費者調査データ エナジードリンク(2024年5月版)首位は「モンエナ」、2位争いは三つ巴、再購入意向上位にPBがランクイン

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area