
バージンオリーブオイルの輸入が拡大している。2019年の輸入金額は239億円で3年連続プラス、ここ10年で約2.3倍に伸びた(財務省「普通貿易統計」)。

成長の背景にあるのは、食の洋風化や健康志向などだ。バージンオリーブオイルは、1990年代のイタメシブームをきっかけに急速に拡大、その後も食の洋風化を追い風に拡大してきた。2015年頃からはブームとなった、地中海式ダイエットなども後押しし、アヒージョなどのオリーブオイルを多く使う料理の浸透などもあり、年ごとの変動はあるものの、拡大傾向が続いている。最近では、メーカー各社が「かける」「つける」などの生食を提案、卓上サイズなどの製品も発売し、家庭内での使用も増えたことから需要の拡大につながっている。オレイン酸などを多く含むオリーブオイルは、健康イメージも強く、メーカー各社の多様な食シーン提案とあいまって、今後も拡大が期待できる。
シリーズ 成長市場を探せ
おすすめ新着記事

成長市場を探せ 「習慣化」で拡大続けるメンズスキンケア
メンズスキンケア市場の好調が続いている。男性も「肌」を意識する機会が増え、スキンケアの習慣化が始まっているとみられる。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 日焼け止め商品の利用率が3割増! 日常的かつ早期化・長期化する日焼け止め市場
ここ数年、延びている日焼け止め市場。最近1年内の利用率は約6割、男女ともに子育て層で高く、通年利用と使用範囲の拡大が市場拡大のひとつの要因となっている。

消費者調査データ ビール系飲料(2026年7月版) 独走「スーパードライ」、今後意向はダブルスコアに
消費者調査データ ビール系飲料(2026年7月版) 独走「スーパードライ」、今後意向はダブルスコアに


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)