
2018年の豆乳の生産量は、前年比6.9%増の36万2,794キロリットルで、10年で約2倍となる成長市場だ。2019年には史上初の40万キロリットル超えも見込まれる(日本豆乳協会)。
成長の背景には健康志向の高まりがある。低コレステロール、低カロリーであることや、豆乳に含まれる大豆イソフラボンの効果などが周知されたことにより、飲用量が伸びたこと、豆乳を使った料理メニューが広がったことなどがある。さらに、昨年の夏にはユーザーのSNSで「豆乳を凍らせて食べるとおいしい」という情報が発信され、拡散。最大手のキッコーマンが豆乳を凍らせて食べることに対する品質面やパッケージ面の検証を行った上で大々的にこれを訴求し、巨峰、チョコミントなどのフレーバー豆乳のパッケージに「凍らせてもおいしい」ことを表示したことなどからさらに需要が拡大した。今年の秋冬には、ホットの豆乳をマシュマロやはちみつしょうがなどと組み合わせた「ホッ豆乳」を訴求、さらなる成長を目指している。

シリーズ 成長市場を探せ
おすすめ新着記事

消費者調査データ エナジードリンク 市場は混戦模様? 「ZONe」は「モンスターエナジー」を超えられるか
拡大するエナジードリンク市場。トップブランドの「モンスターエナジー」に、「ZONe」、「レッドブル」を交えて混戦模様が続いている。

成長市場を探せ 自己表現ツールとしてのフレグランス 浸透をAIも後押し?!
フレグランス市場の成長が止まらない。拡大のきっかけは、コロナ下での癒し需要だったが、今や自己表現としての側面が強いとみられている。特に若年層は、「推しのイメージや推しの好みの香り」や「自分だけの香り」を求め、様々な商品を試しているという。

消費者調査データ 「ビオレUV」独走、全項目で首位。「アネッサ」「ニベアUV」に差をつける
日焼け止めブランドの調査結果を見ると、「ビオレUV」が三ヶ月内購入や購入意向などで2位以下の倍以上のスコアでトップを独走。「ニベアUV」や「キュレルUV」などその他の花王のブランドも上位に食い込んだ。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)