(2007.06)
決戦のマーケティングシリーズ 2007
「スズキ」×「ダイハツ」
コスト競争を生き残るのは企業連携か内製化か
本稿は、「週刊エコノミスト2007年6月19日号」掲載記事のオリジナル原稿です。
代表執筆 大場美子
社会経済研究チーム 松田久一、菅野守、吉野太喜
社会経済研究チーム 松田久一、菅野守、吉野太喜

2006年度の軽自動車国内販売台数は203万台と過去最高を記録し、全乗用車の3分の1を占めるまでになった。業界をリードしているのはスズキとダイハツ工業で、2社のシェアの合計は60%を超えるが、06年度は34年ぶりにスズキが首位を陥落、わずか0.5%の差ながらダイハツにトップを譲った。
ダイハツのシェアは30.3%で05年度と変わらず、スズキが3位以下のメーカーに2.3ポイントシェアを奪われる形で首位が入れ替わった。市場全体が好調ななか、日産自動車がスズキからOEM(相手先ブランドによる受託生産)供給を受けて01年に軽自動車市場に参入するなど他社も注力し始めたためだ。
※本稿は代表の松田監修のもと、社会経済研究チームで議論した結果を大場美子が代表執筆したものです。
ダイハツのシェアは30.3%で05年度と変わらず、スズキが3位以下のメーカーに2.3ポイントシェアを奪われる形で首位が入れ替わった。市場全体が好調ななか、日産自動車がスズキからOEM(相手先ブランドによる受託生産)供給を受けて01年に軽自動車市場に参入するなど他社も注力し始めたためだ。
※本稿は代表の松田監修のもと、社会経済研究チームで議論した結果を大場美子が代表執筆したものです。
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