マツキヨココカラ&カンパニーの2023年3月期の連結決算は、売上高9,512億円(前年同期比30.3%増)、営業利益623億円(同51.6%増)、経常利益667億円(同49.7%増)と、いずれも過去最高となった。2021年10月1日に株式会社マツモトキヨシホールディングスと株式会社ココカラファインが経営統合、社名変更をして新会社としてスタートしたため、2021年度はマツモトキヨシホールディングスの年間業績にココカラファイングループの6カ月分(2021年10月~22年3月)の連結業績を含んでいる。そのため2022年度は2021年度と同水準での比較はできないものの、売上高は天候に恵まれたことでシーズン品が好調に推移し、花粉商材も需要が増加したことに加えて、10月の水際対策緩和によりインバウンド需要が徐々に回復したことで増収となった。営業利益は継続して取り組んでいるPB商品拡販や経費コントロールの徹底、 統合シナジー創出への各種施策が両グループで奏功し増益となった。2022年度からはグループの将来的目標として「美と健康の分野でアジアNo.1」を掲げ、持続可能な成長を目指すべく、国内戦略(戦略テーマ:お客様のライフステージに応じた価値提供)とグローバル戦略(同:アジア市場で更なるプレゼンス向上)で4つの重点戦略を設定し、推進している。その過程におけるグループ経営目標として、アジアNo.1のドラッグストアとなり、美と健康の分野でのリーディングポジションを確立すべく、「グループ売上高1.5兆円、営業利益率7.0%(2026年3月期)」を設定している。
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参照コンテンツ
- 戦略ケース 大衆薬のネット販売本格化で始まるメーカー・小売の業界再編(2013年)
- 戦略ケース 改正薬事法で変わるドラッグストアの競争軸(2008年)
- 戦略ケース 「イオン・ウエルシア」 × 「マツモトキヨシ」 薬を売るには店員の知識か値段か(2007年)
- 戦略ケース どうなるドラッグストア ドラッグストア第2段階へ、規模拡大化と高付加価値化へ分化(2005年)
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