本田技研工業の2025年3月期連結決算は、売上収益21兆6,887億円(前期比6.2%増)、営業利益1兆2,134億円(同12.2%減)の増収減益となった。二輪事業での増加や為替換算による増加影響などにより増収、営業利益は、売価およびコスト影響による利益増などはあったものの、販売影響による利益減や研究開発費の増加および四輪製品保証見積変更影響などにより減益となった。事業別には、二輪事業はグローバルで販売台数が好調に推移し増収増益、販売台数・営業利益ともに過去最高を達成。四輪事業は増収減益、主に中国・ASEANでの販売台数の減少や北米でのEV販売に向けたインセンティブ強化の影響はあったものの、HEVの販売は拡大した。現在は、世の中に「存在を期待される企業」であり続けるため、「すべての人に、"生活の可能性が拡がる喜び"を提供する」ことを2030年ビジョンとして掲げ、「環境」と「安全」に加え、成長の原動力である「人」と「技術」、またすべての企業活動の総和ともいえる「ブランド」の5つを重要テーマとして選定し、さまざまな取り組みを行っている。2024年3月に日産自動車(株)と戦略的パートナーシップ締結以降、パートナーシップ関係を深め、12月には経営統合に向けた検討に関する基本合意書を締結したが、2025年2月に解約となった。2025年度については、関税政策の影響を慎重に見極めつつ、二輪事業は2024年度を上回る2,130万台の販売を計画、四輪事業は北米を中心にHEVの販売をさらに強化し、売上収益20兆3,000億円、営業利益5,000億円を見込む。
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企業活動分析に関する基調論文
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