任天堂の2025年3月期の連結決算は、売上高1兆1,649億円(前年同期比30.3%減)、営業利益2,826億円(同46.6%減)と大幅な減収減益であった。 Nintendo Switchも7年目に突入したこと、2025年6月に後継機種のNintendo Switch2が発売されることが大きく影響した。売上の9割以上を占めるゲーム専⽤機ビジネス売上高は1兆835億円(前年同期⽐30.9%減)。為替レートは円安に推移したもののNintendo Switchハードおよびソフトの販売数量が前期を大きく下回った。モバイル・IP関連収入等は、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムー ビー』に関連する映像コンテンツ収⼊が減少したことなどにより676億円(前年同期⽐27.0%減)となった。また、自社ソフト売上高比率は81.2%から73.0%と低下したものの、デジタル売上高比率は50.2%から53.5%へ上昇したことから、売上原価率は3.9%低下した。2025年6月に発売されるNintendo Switch2はハード1,500万台、ソフト4,500万本を見込み、2026年3⽉期の連結業績予想は、売上⾼1兆9,000億円、営業利益3,200億円と大幅な増収増益を予定している。「任天堂IPに触れる人口の拡大」を基本戦略として、映像コンテンツ、モバイル、テーマパーク、マーチャンダイズなど、幅広い分 野への展開を加速する予定である。Nintendo Switch2は、発売後4日間(6月5日~6月8日)の世界累計販売台数が350万台を突破、任天堂のゲーム専用機の発売後4日間の世界累計販売台数として、過去最高となり、停滞していた業績から反転する布石を打つことができた。
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