任天堂の2026年3月期の連結決算は、売上高2兆3,131億円(前年同期比98.6%増)、営業利益3,601億円(同27.5%増)と大幅な増収増益となった。2025年6月に発売した後継機種のNintendo Switch 2が世界的に好調な立ち上がりを見せ、その後も販売を伸ばしたことが大きく影響した。売上の9割以上を占めるゲーム専用機ビジネス売上高は2兆2,395億円(前年同期比106.7%増)。デジタル売上高比率は53.5%から54.6%へ上昇した。IP関連収入等は、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムー ビー』に関連する映像コンテンツ収入が減少したことなどにより、735億円(前年同期比9.7%減)となった。また、自社ソフト売上高比率は73.0%から74.7%へ上昇し、持分法による投資利益や為替差益の計上などにより経常利益は5,421億円(同45.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,240億円(同52.1%増)となった。Nintendo Switch 2の年間販売台数はハード1,986万台、ソフト4,871万本に達した。2027年3月期の連結業績予想は、売上高2兆500億円(前期比11.4%減)、営業利益3,700億円(同2.7%増)と、米関税や部材価格高騰の影響を織り込んだ計画としている。「任天堂IPのファン拡大」と「長期間にわたるお客様との関係づくり」を事業活動の2つの指針として、映画・映像コンテンツ、モバイルアプリ、キャラクターグッズ、ロケーションなど、幅広い分野への展開を引き続き加速する予定である。2026年4月には『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』が世界公開され、公開4週間で全世界興行収入が8億ドルを超えるなど好調なスタートを切っており、任天堂IPの映像分野での存在感もさらに高まっている。
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企業活動分析に関する基調論文
参照コンテンツ
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