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公開日:2018年06月01日

戦略200+・企業活動分析
京セラ株式会社
17年3月期は減収増益。新体制のもと重点事業の拡大目指す
2017年3月期決算の総括

京セラの2017年3月期の連結決算は、売上高1兆4,228億円(前年同期比3.8%減)、営業利益1,045億円(同12.8%増)、経常利益1,378億円(同5.3%減)であり、減収増益という結果となった。事業セグメント別には、主力の部品事業部門では売上高8,569億円(同1.5%減)、利益859億円(同0.6%増)であった。ファインセラミック部品及び半導体部品の売上は増加したものの、ソーラーエネルギー事業の減収を主因としたファインセラミック応用品の売上減により全体では微減となった。また、円高の影響はあったものの、原価低減により利益は横ばいとなった。機器事業部門では売上高4,697億円(同7.4%減)、利益292億円(29.3%増)という結果となった。売上高は通信機器での製品戦略の見直しに伴う販売台数の減少により減収となったが、利益は通信機器における高耐久モデルへの移行及び生産・開発拠点の集約等の構造改革効果に加え、情報機器でのコスト低減により増益となった。2017年4月より代表取締役に谷本秀夫氏が就任、新経営体制の下、成長ステージに向けて重点市場での事業拡大を図る。そのひとつにソーラーエネルギー事業があり、現在、日本最大の水上設置型の太陽光発電システムの設置など、積極的な投資を展開している。徹底した原価低減による既存事業の拡大と社内外との連携強化による新規事業の創出により、売上高2兆円の早期実現を目指す。

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