コーセーの2024年12月期の連結決算は、売上高3,228億円(前年比7.4%増)、営業利益174億円(同8.6%増)、経常利益216億円(同6.9%増)となった。売上高は中国市場において減収となった一方、日本の主要ブランド及び欧米を中心に展開する「タルト」が売上高を大きく伸ばしたことにより増収。利益については、プロダクトミックスの変化やグローバルな原料規制への対応に伴う廃棄増等により原価率が上昇したが、増収及び販売費コントロールにより増益となった。セグメント別には、売上高の79%を占める化粧品事業は、ハイプレステージ・プレステージともに増収となったが、原価率上昇のため減益。コスメタリー事業は、特にコーセーコスメポート㈱の「ソフティモ」「クリアターン」やコーセーセルフブランドの「メイクキープミスト」が寄与し増収、営業利益は、増収効果に加えて、販売費のコントロールを主因に、大幅増益となった。2024年11月には中長期ビジョン 「Vision for Lifelong Beauty PartnerーMilestone2030」を策定、ありたい姿「Your Lifelong Beauty Partner」の実現に向け、フェーズ1となる2025~2026年度は「構造改革の完遂と基盤再構築」を基本戦略とし、日本の稼ぐ力の再構築と中国本土の黒字化および収益性改善を最優先事項として取り組む。
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参照コンテンツ
- 戦略ケース アルビオンはいかにして"500億円の壁"を突破したか(2019年)
- 戦略ケース 銀座化粧品競争 銀座化粧品競争を制したのはルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシーグループ(2001年)
- 戦略ケース 株式会社コーセー -個店の個性を生かすリニューアル提案(1992年)
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