アステラス製薬の2025年3月期連結決算は、売上収益1兆9,123億円(前年同期比19.2%増)、営業利益410億円(同60.8%増)と増収増益となった。売上収益はアステラス製薬発足以来過去最高となった。増収要因は、主要製品の前立腺がん治療剤XTANDI 9,123億円(同21.6%増)、尿路上皮がん治療剤PADCEV1,641億円(同92.2%増)、急性骨髄性白血病治療剤XOSPATA680億円(同23.4%増)の売上が大きく拡大したことだ。また、2023年度発売となった閉経に伴う血管運動神経症状治療剤VEOZAH338億円(同363.6%増)と地図状萎縮を伴う加齢黄斑変性治療剤IZERVAY583億円(同380.6%増)、胃腺がん及び食道胃接合部腺がん治療剤VYLOY122億円も売上拡大に貢献した。これらによって、米国における過活動膀胱治療剤ミラベトリックの後発品の影響による売上減少(同14.2%減)を補った。利益面では、為替影響や重点戦略製品 の販促費用増加があったものの、SMT(Sustainable Margin Transformation)によるコスト最適化を推進するなかで、グローバル組織改革(同約150億円減)や成熟製品における費用の見直し(同約100億円減)、デジタル及びAI活用による全社的な業務効率化などの削減効果もあり増益となった。2025年度も重点戦略製品が収益を牽引する見込みである。
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- 戦略ケース 大衆薬のネット販売本格化で始まるメーカー・小売の業界再編(2013年)
- 戦略ケース 改正薬事法で変わるドラッグストアの競争軸(2008年)(2013年)
- 戦略ケース 大衆薬販売へ向けて加速するファミリーマートとセブン-イレブン(2008年)
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