一定の商圏について特別に協力関係を結んだ卸店が特約店です。卸店は、小売業と同様、再編や淘汰がすすんでいます。有力な卸店と良好な関係を築くことの重要性はますます高まっています。有力な卸店は多数の品目について有力企業と多面的な特約関係を築いています。このため、有力得意先を確保し、商圏のリーダーになっているのです。その影響範囲は、今後より広域化していくでしょう。鍵は、有力特約店の協力をどうやって引き出すかです。
有力特約店への販売は、標準的には、次の七項目を準備・展開することです。
- 少なくとも他の卸店よりも多い頻度で定期的に訪問する
- 自社商品だけでなく他社商品の動向を把握する
- 今回の重点商品、販売目標額、目標達成のための方法を決める
- それを特約卸店の経営健全化の観点から説得できるようにする
- もう一方で、特約店の得意先の経営の観点から説得できるようにする
- 仕入れ担当者、または経営者と折衝する
- 信用限度額の設定を中心とした債券保全の方策を見定める
特に次の店に考慮する必要があります。
- 特約店の得意先の販売チームと定期的に意見交換すること(会議への参加・同行)
- 特約店の主要得意先を巡回すること
- 経営者と良好な信頼関係を築くこと
- 自分の上司を利用すること
参照コンテンツ
関連用語
おすすめ新着記事

成長市場を探せ 8年連続プラスのスナック菓子、インバウンドも貢献
スナック菓子市場の拡大が止まらない。小売り金額は8年連続プラス、2023年は2桁、24年も2桁に迫る成長で、6,000億円も射程圏内だ。

消費者調査データ シャンプー 首位は「パンテーン」、迫る「ラックス」、再購入意向には高機能ブランド並ぶ
高機能化の流れが続くシャンプー市場。調査結果からは、認知や直近購入などでは「パンテーン」が首位を獲得したが、再購入意向では個性的なブランドが上位に並んだ。

成長市場を探せ コロナ禍から回復し、過去最高を記録したキャンディー
コロナ禍で落ち込んだキャンディー市場は、22年には反転、24年は過去最高を記録した。成長をけん引しているのはグミキャンディーとみられている。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)