1963年ヨーロッパに出現した大規模な総合ディスカウントストア(カルフールのハイパーマーケット1号店)を起源としており、1966年に業界紙によって命名されたと言われています。
フランスでの定義によれば、売り場面積2,500m2以上で、食品にウエイトを置きつつ、雑貨、衣料、住関連用品など生活に必要な商品をすべて網羅する豊富な品揃えと価格訴求力を持つ大型のセルフサービス業態のことをハイパーマーケットとしています。
カルフールがこの業態を展開する代表企業ですが、最近のカルフールのハイパーマーケットの標準売り場面積は1万m2規模、1,000台以上を収容できる駐車場を完備、商品点数も5万点を超えるなど大型化しています。
日本進出1号店の幕張店については、店舗面積は2万9,941m2、直営部分だけでも1万7,000m2、品目数は6万品目にのぼっています。ただし、競合との差別性の弱さや欠品の多さなどから業績は伸び悩み気味で、2001年には、品揃えの方針を転換し、フランス色を強める政策を採用しましたが、業績は改善せず、2005年、イオンに譲渡されたのち、2010年には国内でのカルフールブランドは消滅しました。
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