三井住友フィナンシャルグループの三井住友フィナンシャルグループの2018年3月期決算は、経常収益5兆7,642億円(前期比12.3%増) 、経常利益1兆1,641億円(同15.7%増)、当期純利益7,344億円(同3.9%増)と増収増益となった。主な要因はリテール向け運用商品販売の好調や、クレジットカードビジネス・海外ビジネスが堅調であったこと、持ち分法による投資損益が東亜銀行有限公司の子会社売却益計上等により増益となったことが挙げられる。その結果、ホールセール事業部門は粗利益7,729億円(同0,5%減)、業務純益4,787億円(同0.3%増)。リテール事業部門は粗利益13,117億円(同0.2%減)、業務純益2,996億円(同5.2%増)。国際事業部門は粗利益6,320億円(同11,6%増)、業務純益3,982億円(同9.6%増)。市場事業部門は粗利益3,562億円(同2.7%増)・業務純益3,198億円(同4.9%増)となった。2017年度~2019年度の中期経営計画では収益性の向上を目標としており、グループの総合力の結集によって達成を目指す。
参照コンテンツ
- 戦略ケース 導入進むロボアドバイザー ―フィンテックは貯蓄を投資に誘導できるか(2017年)
- 戦略ケース アメリカネット金融市場の覇者-チャールズシュワブの顧客戦略(2000年)
- 戦略ケース データベースマーケティングに挑戦するクレディセゾン(1999年)
- 戦略ケース メリルリンチ日本証券の挑戦-眠る1,200兆円を掘り起こす顧客プロファイリングマーケティング(1999年)
- 消費者調査データ クレジットカード(2012年3月版) 老舗JCBに迫る楽天カード
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