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(2004.10)
携帯電話
-ドコモのFOMAが人気、第三世代でau追撃
 
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(LZH形式・有料会員サービス)
キャリア各社の累計契約者数
 携帯電話の契約数は8,000万を超えました (2004年8月末現在 社団法人電気通信事業者協会)。しかし、契約数全体としての伸びは低下傾向にあります。そうした中、通信方式がPDC方式1 (第二世代)からCDMA方式2 (第三世代) へと移行しつつあり、第三世代の普及を巡る各社の動きが活発になっています。今年1~8月の契約者数の純増累計では、昨年に引き続き、auがドコモを超えました。この背景には、auがドコモに先行して、第三世代のパケット定額制を開始して価格を下げたことがあると思われます。ドコモもこれに追随したため、価格競争の火ぶたが切られました。
 今回は、今年発売中の携帯電話を中心に、22機種・シリーズについて、当社のインターネットモニターに行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 今回のランキングでは、ドコモのFOMA900iシリーズが「知っている機種・シリーズ」「欲しいと感じる」「知っている人ベースの欲しいと感じる」の3つのランキングで1位となった。「知っている」では、1位から8位までをドコモが占めた。1位がFOMA900iシリーズ、2位が505i/505iSシリーズとなっている。
 さらに「欲しいと感じる」では、1位のドコモFOMA900iシリーズが27%と、2位のauのW21シリーズの8%に大きな差をつけた。FOMA900iシリーズは、「持っている」で7%で5位だが、単純に「欲しいと思う」と合わせるとそのシェアは約3割まで拡大することが期待される。FOMA900iシリーズは、FOMA普及の起爆剤としての役割を十分に果たしていると思われる。
 「知っている人ベースの欲しいと感じる」では、ドコモのFOMA900iシリーズが39%で1位、次いでauのW21シリーズが34%となっている。auのW21シリーズは、ドコモのFOMA900iシリーズと比べて認知度が9位の24%と低いものの、「知っている人ベースの欲しいと感じる」ではFOMA900iシリーズに迫っている。

 auは2003年3月31日をもって、第二世代サービスを終了した。一方ドコモは、FOMAの普及がなかなか進まなかったこともあり、まだ完全に第三世代へと移行できていない。ドコモは今年に入り、液晶パネルが回転するP2102Vの登場をきっかけにFOMAの契約者数が100万人を突破し、勢いに乗りつつある。そしてパケット定額制でもauに追随するなど、得意の体力勝負に持ち込もうとしている。2004年8月単月の純増数ではauがドコモを逆転し、3カ月ぶりに首位に返り咲くなど、両社の戦いが熾烈になっている。このまま泥沼の価格競争を続けるのか、新商品・サービスなど新しい競争軸を打ち出すことができるのか、注目される。

【附 注】
1 PDC: Personal Digital Cellular の略。日本国内で利用される、デジタル方式による携帯電話の通信方式の一つ。800MHz/1.5GHzの周波数帯を利用している。
2 CDMA: Code Division Multiple Access の略。同一の周波数帯域内で2つ以上の複数の通信を行うことができる。PDCより通信速度が速く効率的な通信方式。通話音質が良い、通話が途切れにくいなどのメリットがある。


サンプル構成(%)
男女別年代比率(%)
【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2004年9月16日~17日
調査対象者:当社インターネットモニター
 20~59歳 全国男女個人
有効回収サンプル数:1,065サンプル

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