(2004.10)
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携帯電話 | ||
-ドコモのFOMAが人気、第三世代でau追撃 |
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詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(LZH形式・有料会員サービス) |
今回は、今年発売中の携帯電話を中心に、22機種・シリーズについて、当社のインターネットモニターに行った調査結果をランキング形式でお届けします。 今回のランキングでは、ドコモのFOMA900iシリーズが「知っている機種・シリーズ」「欲しいと感じる」「知っている人ベースの欲しいと感じる」の3つのランキングで1位となった。「知っている」では、1位から8位までをドコモが占めた。1位がFOMA900iシリーズ、2位が505i/505iSシリーズとなっている。 さらに「欲しいと感じる」では、1位のドコモFOMA900iシリーズが27%と、2位のauのW21シリーズの8%に大きな差をつけた。FOMA900iシリーズは、「持っている」で7%で5位だが、単純に「欲しいと思う」と合わせるとそのシェアは約3割まで拡大することが期待される。FOMA900iシリーズは、FOMA普及の起爆剤としての役割を十分に果たしていると思われる。 「知っている人ベースの欲しいと感じる」では、ドコモのFOMA900iシリーズが39%で1位、次いでauのW21シリーズが34%となっている。auのW21シリーズは、ドコモのFOMA900iシリーズと比べて認知度が9位の24%と低いものの、「知っている人ベースの欲しいと感じる」ではFOMA900iシリーズに迫っている。 auは2003年3月31日をもって、第二世代サービスを終了した。一方ドコモは、FOMAの普及がなかなか進まなかったこともあり、まだ完全に第三世代へと移行できていない。ドコモは今年に入り、液晶パネルが回転するP2102Vの登場をきっかけにFOMAの契約者数が100万人を突破し、勢いに乗りつつある。そしてパケット定額制でもauに追随するなど、得意の体力勝負に持ち込もうとしている。2004年8月単月の純増数ではauがドコモを逆転し、3カ月ぶりに首位に返り咲くなど、両社の戦いが熾烈になっている。このまま泥沼の価格競争を続けるのか、新商品・サービスなど新しい競争軸を打ち出すことができるのか、注目される。 | ||||
【附 注】
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