サムスン電子の2024年12月期決算は、売上高300.9兆ウォン(前年同期比16.2%増)、営業利益32.7兆ウォン(同497.7%増)、純利益34.5兆ウォン(同222.4%増)と大幅増収増益となった。低迷していた半導体(DS)部門が半導体市況の回復もあり、売上高111.1兆ウォン(同66.8%増)、営業利益は15.1兆ウォンと黒字転換した。また、スマートフォンを中心とするDX部門は売上高174.9兆ウォン(同2.9%増)、営業利益12.4兆ウォン(同13.8%減)、ディスプレイ部門(SDC)は減収減益、ハーマン部門は減収増益となった。しかしながら、株価は2024年3月時点で8万ウォンを超えていたが、2025年3月19日には5万8,500ウォンにまで下落している。この要因として、5地域別では、米国比重39%(前年3%増)、中国15%(同4%増)となった。24年にAI半導体市場における対応の不十分さ、スマホ・テレビ・生活家電など主要製品の競争力不足、技術競争力に対する市場の懸念、米国の新たな関税政策とそれに対する対象国の報復関税の動きの影響をあげている。 2025年の経営方針については、主要国経済の不確実性が増すなかで基本に集中すると宣言した。人材と技術を基本に、同社の掲げる「超格差」の強化、AI等の未来ビジネスへの挑戦を掲げている。
企業活動分析/戦略分析シートのご利用には有料の会員登録が必要です。
本コンテンツでは、企業の戦略や活動を当社独自のフレームに沿って時系列で整理しています。
各企業の決算情報やニュースリリースをチェックする手間をかけることなく、戦略や事業環境を素早く把握できます。競合比較や業界分析などに幅広くご活用ください。
現在、企業活動分析/戦略分析シートのサンプルを無料公開しています。無料会員への登録でダウンロードできますので、ぜひお試しください。
企業活動分析レポートのダウンロード
- バックナンバー

企業活動分析に関する基調論文
参照コンテンツ
- JMRからの提案 爆発する世界市場での日本の情報家電メーカーの生き残り戦略-サムスン攻略法(2010年)
- 戦略ケース 「シャープ」×「サムスン」 巨額投資の成否分ける大画面需要(2007年)
- 戦略ケース 「サムスン電子」×「東芝」 先行優位が鍵を握る「ナノの争い」(2007年)
競合他社の業績と比較分析する
おすすめ新着記事

成長市場を探せ 多様化進み4年連続過去最高の茶飲料(2026年)
4年連続で過去最高を更新した茶飲料。健康志向の高まりで、ノンカフェインの麦茶やルイボスティーなどが伸びる一方、緑茶は抹茶人気による茶葉高騰で危機が忍び寄る。

成長市場を探せ 話題性が需要を加速する炭酸飲料市場(2026年)
炭酸飲料が伸びている。5年連続プラスで、過去最高も4年連続の更新だ。メガトレンドの健康志向に沿う新商品も好調だが、それと逆の「背徳感」を売りにした「ギルティ炭酸 NOPE」も記録的な初動に。話題性が市場全体を底上げしている。

成長市場を探せ 「習慣化」で拡大続けるメンズスキンケア
メンズスキンケア市場の好調が続いている。男性も「肌」を意識する機会が増え、スキンケアの習慣化が始まっているとみられる。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)