
敷設されているけれども、まだ事業者によってユーザーに提供されていない光ファイバーのことです。ダークというのは「暗い」、つまり未使用のため光が通っていない状態を表しています。
日本の至る所に敷設されながらも未使用のまま眠っているこの高速ネットワークインフラの活用が今後の日本のブロードバンド環境の行方に大きな影響を及ぼします。
アメリカでは、光ファイバーやメタルケーブルなどの回線を所有者が第三者の通信事業者に対し、回線の提供を行うことが義務づけられています。これが米国のブロードバンドの普及拡大に大きく寄与しました。
一方日本では、NTTの方針により回線の開放に踏み切ったのは2000年末と、アメリカと比較して大きな遅れをとりました。今後は、自治体が所有している「下水道光ファイバー」や東京電力などが所有する電線のダークファイバーの開放も進み、日本のブロードバンド化が進行していきます。
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