敷設されているけれども、まだ事業者によってユーザーに提供されていない光ファイバーのことです。ダークというのは「暗い」、つまり未使用のため光が通っていない状態を表しています。
日本の至る所に敷設されながらも未使用のまま眠っているこの高速ネットワークインフラの活用が今後の日本のブロードバンド環境の行方に大きな影響を及ぼします。
アメリカでは、光ファイバーやメタルケーブルなどの回線を所有者が第三者の通信事業者に対し、回線の提供を行うことが義務づけられています。これが米国のブロードバンドの普及拡大に大きく寄与しました。
一方日本では、NTTの方針により回線の開放に踏み切ったのは2000年末と、アメリカと比較して大きな遅れをとりました。今後は、自治体が所有している「下水道光ファイバー」や東京電力などが所有する電線のダークファイバーの開放も進み、日本のブロードバンド化が進行していきます。
参照コンテンツ
おすすめ新着記事
消費者調査データ キャッシュレス決済 利用経験ついに5割超え 「PayPay」独走態勢なるか
成長著しいキャッシュレス決済サービスのブランドを調査。コード決済の雄、「PayPay」の強さが際立つ結果となった。全項目で首位を獲得したうえに、認知率はほぼ8割、経験率は5割をこえて6割に迫り、全体の半数に利用意向がみられる。
消費者調査データ サブスクリプションサービス 広く利用される「プライムビデオ」、音楽サブスクには固定ファンも
調査結果を見ると、「Amazon プライムビデオ」が全項目で首位となった。「プライムビデオ」は認知率で認知率は8割強、利用経験では唯一4割強、今後の利用意向でも3割を超えている。
消費者調査データ シャンプー(2024年11月版) 「ラックス」と「パンテーン」、激しい首位争い
調査結果を見ると、「ラックス(ユニリーバ)」と「パンテーン(P&G)」が複数の項目で僅差で首位を競り合う結果となった。コロナ禍以降のセルフケアに対する意識の高まりもあって、シャンプー市場では多様化、高付加価値化が進んでいる。ボタニカルやオーガニック、ハニーやアミノ酸などをキーワードに多様なブランドが競うシャンプー市場の今後が注目される。