
敷設されているけれども、まだ事業者によってユーザーに提供されていない光ファイバーのことです。ダークというのは「暗い」、つまり未使用のため光が通っていない状態を表しています。
日本の至る所に敷設されながらも未使用のまま眠っているこの高速ネットワークインフラの活用が今後の日本のブロードバンド環境の行方に大きな影響を及ぼします。
アメリカでは、光ファイバーやメタルケーブルなどの回線を所有者が第三者の通信事業者に対し、回線の提供を行うことが義務づけられています。これが米国のブロードバンドの普及拡大に大きく寄与しました。
一方日本では、NTTの方針により回線の開放に踏み切ったのは2000年末と、アメリカと比較して大きな遅れをとりました。今後は、自治体が所有している「下水道光ファイバー」や東京電力などが所有する電線のダークファイバーの開放も進み、日本のブロードバンド化が進行していきます。
参照コンテンツ
おすすめ新着記事

消費者調査データ カップめん(2025年4月版)別次元の強さ「カップヌードル」、2位争いは和風麺
調査結果をみると、「カップヌードル」が、ほぼ全員に認知があり、4分の3に購入経験があり、半数弱が3ヶ月以内に購入、と圧倒的な強さをみせるなど、ロングセラーブランドへの上位集中が鮮明な結果となった。背景には、昨今の値上げ続きで強まる消費者の節約志向があると考えられる。「失敗したくない」という意識が安心感のあるブランドに向かっているのだ。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター チョコレートの今後購入意向は80%以上! 意外にも男性20~30代と管理職が市場を牽引
チョコレート商品の値上げが続くなか、成分や機能を訴求したチョコレートが伸びている。今回はどのような人がどんな理由でチョコレートを食べているのか調査した。

成長市場を探せ キャッシュレス決済のなかでも圧倒的なボリュームを誇るクレジットカード決済は、2024年、3年連続の2桁成長で過去最高を連続更新するとともに、初の100兆円台にのせた。ネットショッピングの浸透も拡大に拍車をかけている。 キャッシュレス市場の雄、クレジットカードは3年連続過去最高更新(2025年)
キャッシュレス決済のなかでも圧倒的なボリュームを誇るクレジットカード決済は、2024年、3年連続の2桁成長で過去最高を連続更新するとともに、初の100兆円台にのせた。ネットショッピングの浸透も拡大に拍車をかけている。



