
企業ドメインとは、「企業の活動の範囲や領域のこと」であり、企業の生存領域を示すものです。自らのドメインをどう定義するかは、その企業の発展の在り方を決定づけることになります。
ドメインという言葉は、企業(全社)レベルの「企業ドメイン」、事業レベルの「事業ドメイン」、また戦略を強く表明する「戦略ドメイン」など、さまざまなレベルで使われています。
企業ドメインの決定とは、企業の戦う領域を決めることであると同時に、戦わない領域を明らかにすることです。その決め方には、製品やサービス・自社の強みである技術から定義する方法、市場ニーズから定義する方法などがあります。
「トマトと野菜カンパニー」を目指すカゴメ、液晶技術を基盤にオンリーワン企業を目指すシャープは前者のケースですし、団塊ジュニアに焦点を当てた展開をする良品計画(ブランド名:無印良品)などは後者のケースとなります。
参照コンテンツ
おすすめ新着記事

消費者調査データ ミネラルウォーター 強さ鮮明「サントリー 天然水」、「い・ろ・は・す」に水をあける
成長が続くミネラルウォーター市場。調査結果では「サントリー天然水」が全項目で首位。2位の「い・ろ・は・す」に10ポイント前後の差をつけた。その「い・ろ・は・す」も3位以下には大きく差をつけており、上位2ブランドの強さが際立つ結果となった。

成長市場を探せ カカオショックのなか、過去最高を更新したチョコレート市場
主原料であるカカオ豆の価格高騰による値上げにも関わらず、チョコレート市場は3年連続で過去最高を更新中だ。ご褒美需要や健康に良いイメージ、インバウンド需要など、需要は底堅い。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 異なる購買体験を提供するリアル書店とEC書店 衝動買いが満足度を最大20%アップ!
全国の書店数が減っていくなか、ECにおける電子書籍の販売額は伸びている。そこで、リアルな書店における購入とECにおける電子書籍の購入行動に、どのような違いがあるのかについて調査した。



