日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

マーケティング用語集
ブランドライフサイクル
製品ライフサイクル

 すべての製品にはライフサイクルがあります。ほとんどの場合、製品は、導入、成長、成熟、衰退期からなるライフサイクルをたどると考えられています。縦軸に売上を、横軸に時間の経過をとって、売上の推移をおいかけるとライフサイクルのカーブが表れます。

 技術革新による製品進化のスピードが速い、AV関連市場においては、短期間に製品ライフサイクルが変化し、サイクルの途中で新しいサイクルがはじまるパターンがよくみられます。モバイルオーディオにおける、いわゆるウォークマンのカセットテープタイプから、CD、MD、MP3といった製品タイプが次々に市場導入され主導タイプが転換しながら、製品タイプの多様化がおこっています。


ブランドのライフサイクル

 製品ライフサイクルとブランドライフサイクルは区別される必要があります。ウォークマンはソニーのブランドですが、前述したように製品形態は進化をとげ同一ブランドにおいて製品多様化を推進し、成功を収めています。製品にはライフサイクルがあってほとんどの場合衰退期がやってきますが、ブランドはメーカーの主体的な意志と戦略と適切なマネジメントによって維持拡大し、ロングセラー化することが可能です。新ブランド投入には多くのコストがかかります。メーカーとしてはリスクをできるだけ避けるため、導入したブランドはロングセラー化をねらいます。そのためには、製品ライフサイクルの各段階を適切にマネージメントする必要があります。

 ブランドロングセラー化のためのライフサイクルマネジメントは、当該ブランドの受容層を見極めて、層の深掘(特定顧客層での浸透率をあげる)、層の拡大(現在の受容層を維持しながら新たな顧客層にアプローチする)、層の転換(現在の顧客層を捨てて、新たな顧客層に浸透を図る)のいずれかの政策判断を行い実行することにあります。市場の成長率や競争状況は、製品ライフサイクルのステージによって大きく異なります。製品ライフサイクルを見極めながら、受容層の層転移をうまく行い、マーケティングミックスを微調整していくことがブランドを衰退させない鍵です。



参照コンテンツ


おすすめ新着記事

マスク生活で熱中症危険度は高止まり?注目集まる「塩」入り飲料
マスク生活で熱中症危険度は高止まり?注目集まる「塩」入り飲料

今年上期の清涼飲料市場は、外出自粛などの影響を受け前年比10%程度のマイナスとなった。6月以降は回復の兆しがみられ、特に8月は東京都心の猛暑日が1875年の統計開始以来最多を記録するなど、マスク着用とあいまって例年以上に熱中症リスクが増加。メーカー各社も熱中症対策の周知に注力している。(2020.09.16)

新製品投入やフルーツティーなどで伸びる紅茶飲料、コロナ禍でも好調
新製品投入やフルーツティーなどで伸びる紅茶飲料、コロナ禍でも好調

2010年をピークに2015年までダウントレンドにあった2紅茶飲料の生産量は、2016年に反転。2019年は119万8,600Kℓで、4年連続の拡大、過去最高を記録した。今年4、5月は新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で、ペットボトル飲料は全体として低迷したが、紅茶飲料の市場は、トレンドのフルーツティーの新製品やリニューアルで活気をみせている。

伸びる地域ブランド農産物 拡がる購入チャネル
伸びる地域ブランド農産物 拡がる購入チャネル

直売所だけでなく、ネットでの取り扱いの増加などで、地域ブランドの農産物を目にする機会が増えてきている。実際に今回の調査でも、全体の半数を超える人が、最近1年以内に地域ブランド農産物を購入したことがあると答えた。今後の購入意向も高く、多少高くても買いたいと考える人も多い。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ネットチャネルでの購入も増加。加えて消費者の食・健康意識の高まりを背景に、今後も成長余地は大きいとみられる。






マーケティング用語集

【ポップアップ広告】モニター登録
コロナ経営危機を乗り越える!中堅ビジネス向け無料オンライン相談
会員登録のご案内
消費社会白書2020
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
マーケティングモニターのご案内
データでわかる辛口性格診断
page top

JMR生活総合研究所マーケティングサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2020 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.