任天堂の2021年3月期の連結決算は、売上高1兆7,589億円(前年同期比34.4%増)、営業利益6,406億円(同81.8%増)、経常利益6,789億円(同88.4%増)と増収増益であった。Nintendo Switchソフトウェアの販売好調が、ハードウェアの販売拡大に大きく貢献。ハードウェア販売台数は2,883万台(前年同期比37.1%増)、ソフトウェアの販売本数は2億3,088万本(同36.8%増)となり、ゲーム専用機ビジネスの売上高は、同35.6%増の1兆7,000億円となった。特に、前期までに発売したタイトルが引き続き販売を伸ばし、『あつまれ どうぶつの森』が2,085万本(累計販売本数3,263万本)、『マリオカート8 デラックス』が1,062万本(同3,539万本)、『リングフィット アドベンチャー』が738万本(同1,011万本)を記録。「スーパーマリオブラザーズ35周年」のキャンペーンタイトルとして当期に発売した『スーパーマリオ 3Dコレクション』と『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』がそれぞれ901万本、559万本の販売となった。引き続き「任天堂IPに触れる人口の拡大」を基本戦略とし、「ゲーム専用機ビジネス」「モバイルビジネス」「IP展開ビジネス」をそれぞれの特性や成長性に沿った形で伸ばしていく。今後も時代に合わせて柔軟に自らを変化させ、「娯楽は他と違うからこそ価値がある」という「独創」の精神を大切にし、お客様に良い意味で驚いていただける商品やサービスを提供し続ける。
参照コンテンツ
- 戦略ケース 「任天堂」×「ソニー(SCE)」 「性能よりソフト」読み誤ったPS3 (2007年)
- MNEXT 2022年の消費の読み方-価値拡張マーケティング(2021年)
- MNEXT 凍結した消費マインドを溶解させるマーケティング―解除後の消費増加シナリオ(2021年)
- MNEXT 静かに激変する「当たり前の日常」と解凍消費(2021年)
- MNEXT 眼のつけどころ 市場脱皮期の富裕層開拓マーケティング―価格差別化戦略(2021年)
- オリジナルレポート コロナ下とコロナ後の消費の展望(2021年)
競合他社の業績と比較分析する
おすすめ新着記事

成長市場を探せ コロナ禍からの回復続く居酒屋業態 けん引車はネオ居酒屋か
コロナ禍で大きな打撃を受けた居酒屋が回復を続けている。けん引しているのは、「ネオ居酒屋」「ネオ大衆酒場」などといわれる業態や、特定のメニューに特化した業態だ。

消費者調査データ チョコレート 首位「明治チョコレート」、追う「ガーナ」、再購入意向上位にはプレミアムチョコレートも
カカオショックのなか、最需要期を迎えたチョコレート市場。調査結果では明治チョコレートが首位で、「失敗しない」安心感のあるロングセラーがそれに続く。再購入意向首位にはリンツで、プチ贅沢需要もうかがえる。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 主食・米の値上げを8割が実感 価格と品質の間で揺れる食卓
日本人の主食である米は、値上げが続くなか、食頻度の減少が増加を上回る一方、品質を重視する層もみられ、消費者の中で「こだわり」と「節約」が並存していることがわかる。


![戦略家のための知的羅針盤[エム・ネクスト]product by 松田 久一](/img/mnext-sub-title.png)