ソニーの2018年3月期の連結決算は、売上高が8兆5,440億円(前年比12%増)、営業利益が7,349億円(同154.5%増)と、売上げは増収、営業利益は大幅な増益となった。売上高については、ゲームや音楽、映画などコンテンツ関連事業の伸張や、テレビやデジタルカメラなどの高付加価値品へのシフトが大きく貢献した。また、本業のもうけである営業利益については、1998年3月期以来、20年ぶりに最高益を更新する結果となった。この結果、第二次中期経営計画(2015~2017年度) で掲げた2017年度営業利益5,000億円以上、ROE10%以上という経営数値目標を達成した。2018年5月には第3次中期経営計画(2018~2020年度)を発表、「感動」と「人に近づく」をキーワードとして、エレク トロニクス、エンタテインメント、金融の三つの事業領域において、持続的な社会価値と高収益の創出を目指す。数値目標として、営業キャッシュフロー3年間累計額 (金融分野を除くベース)2兆円以上、ROE10%以上継続を掲げる。
参照コンテンツ
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- 戦略ケース SONYが復活する日-みえない資産の融合なるか(2005年)
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