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(2015.06)
冷菓(2015年6月版)
ハーゲンダッツに満足度でせまるセブンプレミアム


 2013年度の冷菓市場は、前年度比3.6%増(日本アイスクリーム協会)で過去最高を記録しました。

 今回は、当社が任意に選んだ冷菓の29ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買って食べたことがある(購入経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事(を見たことがある)」「店頭・自動販売機(で見たことがある)」での接触状況(3ヶ月以内店頭接触)、「3ヶ月以内に買って食べた」(3ヶ月以内購入)、さらに「今後(も)買いたいと思う」(今後購入意向)と「購入経験者における今後の購入意向」(再購入意向)という7項目についてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします(※調査は2015年6月)。


 今回のランキングでも前回(2013年8月版)に引き続き、「ハーゲンダッツミニカップ(ハーゲンダッツジャパン)」が複数の項目で首位を獲得した。「ハーゲンダッツミニカップ」は、認知や購入経験では「雪見だいふく(ロッテ)」や「ピノ(森永乳業)」に首位を譲ったものの、3ヶ月以内広告接触、3ヶ月以内店頭接触、3ヶ月以内購入、今後の購入意向、再購入意向の全てで首位を獲得し、ブランドの勢いを示した。なかでも、今後の購入意向は2位に8.5ポイントの差をつけており、今後も好調が予想される。

 また、ユーザーの満足度を示す再購入意向では、「ハーゲンダッツミニカップ」に続いて「パルム(森永乳業)」「明治ザ・プレミアムグラン(明治)」などプレミアムクラスのアイスクリームが続くが、そのなかでも「セブンプレミアムアイスクリーム(セブン&アイ)」が2位、「ファミリーマートコレクションのアイスクリーム(ファミリーマート)」が4位と、5位以内にふたつのPBが入っているのが目を引く。コンビニエンスストアは、女性客の取り込みのために高級アイスに注力しており、固定ファンの獲得にも成功したといえるだろう。

 アイスクリームは最高気温が20度を超えるとよく売れるようになる。実際に、2015年5月は観測史上もっとも夏日や真夏日が多く、各社とも好調が伝えられた。需要のピークを迎える8月にかけて、冷凍ケース内の競争はヒートアップが予想される。

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【提示29ブランド】
  • パナップ(江崎グリコ)
  • カロリーコントロールアイス(江崎グリコ)
  • 牧場しぼり(江崎グリコ)
  • ジャイアントコーン(江崎グリコ)
  • アイスの実(江崎グリコ)
  • 明治エッセルスーパーカップ(明治)
  • 明治ザ・プレミアムグラン(明治)
  • 爽(ロッテ)
  • クーリッシュ(ロッテ)
  • レディボーデン(ロッテ)
  • 雪見だいふく(ロッテ)
  • ジェラートマルシェ(ロッテ)
  • カルピスアイスバー(ロッテ)
  • ピノ(森永乳業)
  • 板チョコモナカ(森永乳業)
  • パルム(森永乳業)
  • MOW(モウ・森永乳業)
  • アイスボックス(森永製菓)
  • 俺のイタリアン/俺のフレンチ(森永製菓)
  • ヨーロピアンシュガーコーン(クラシエ)
  • 豆乳アイスソイ(クラシエ)
  • ガリガリ君(赤城乳業)
  • あずきバー(井村屋)
  • ハーゲンダッツミニカップ(ハーゲンダッツジャパン)
  • ファミリーマートコレクションのアイスクリーム(ファミリーマ
  • ローソンセレクトのアイス(ローソン)
  • セブンプレミアムアイスクリーム(セブン&アイ)
  • セブンゴールド金のアイス(セブン&アイ)
  • トップバリュのアイス(イオン)

【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:調査期間:2015年6月4日~9日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,014サンプル
サンプル構成(%)




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週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

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日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

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