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ビジュアルコミュニケーションの極意 |
【Step 2-4】 第7回 「動きのあるプレゼンテーション」 |
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前回第6回までは、静的なページ作成についてご案内してきました。第7回では、スライドのアニメーションや、ムービーなどを使った動的なプレゼンテーションの作成についてご案内していきます。
PowerPointでは、テキストや図形に、浮き上がりながら表示させたり移動させながら表示させるなどのアニメーション効果をもたせることができます。
アニメーション効果をもたせることで、プレゼンテーションの受け手の注意をひきつけ、インパクトのある効果的なプレゼンテーションを行うことができます。
アニメーションは効果的なツールですが、適用を誤るとプレゼンテーションが冗長な印象になったり、かえって図表の説明力を弱める結果になりかねません。
本文中の図表、テキストを通じた適用の原則は以下の通りです。
- アニメーションを適用するテキストや図形が多すぎると印象が散漫になるので、そのページのポイントとなるテキストや図形に対して行う
- アニメーションの種類は、同一ページ内ではテキスト、図表それぞれ1~2種類、プレゼンテーション全体を通しても3種類程度に留める
- 動作時間の長いアニメーションや派手なアニメーションを使用すると冗長な印象になるため、動作時間の短い、シンプルなものを使用する
- アニメーションの動作方向は、視線を誘導する方向と同じにする
- プリントアウトして配付資料に利用することも考え、図形をむやみに重ねない
ただし、例外としてトップページのタイトルには、動作時間の長い、派手なエフェクトをもつアニメーションを適用する場合もあります。
アニメーションの適用手順
- アニメーションを設定するテキストまたはオブジェクトがあるスライドを表示し、[スライド ショー] メニューの [アニメーションの設定] をクリック、[効果] タブをクリックする
- [アニメーションを付けるオブジェクト] ボックスで、アニメーションを設定するテキストまたはオブジェクトのチェック ボックスをオンにする
※ Windowsでは、上記1.2.の代わりに、アニメーションを設定するテキストまたはオブジェクトを 右クリックし、[アニメーションの設定]をクリックして設定することもできる
- [アニメーションとサウンド (E)] で目的のオプションを選択する
テキストにアニメーションを適用する場合は、[テキスト (I)]のオプションも選択する
- アニメーションを設定するオブジェクトに対して、3.を繰り返す
- アニメーションの表示順を変更するには、[アニメーションの順序] ボックスで表示順を変更するグラフを選択し、上向きの矢印か下向きの矢印をクリックして一覧の中でグラフを移動する
設定したアニメーションをプレビューするには、[プレビュー] をクリックし、確認する
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